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シャープ、世界初8K対応液晶テレビ「AQUOS 8K LC-70X500」12月1日より発売!【連載:アキラの着目】

「臨場感」、「実物感」、「立体感」をリアルに表現できる8K対応液晶テレビ

液晶テレビ

家電メーカーのシャープが、世界初の8K対応液晶テレビ「AQUOS 8K LC-70X500」を12月1日より発売、当初月産台数は200台を予定し、店頭予想価格は100万円前後になる見込みだ。

搭載スピーカーは、総合出力35W(10W×2ch+15W)、フルレンジユニット×2とサブウーファ×1、チューナは地上/BS/110度CSデジタルだ。

8Kチューナは搭載していないが、後日発売予定の「8K放送対応受信機(別売)」を利用することにより、8K実用放送も視聴可能とのこと。

液晶パネルは、フルHDの16倍の高解像度を活かしたきめ細かくリアルな映像表現が特徴の、70型の8K/7,680×4,320ドットを搭載。

目にした物がすぐそこにあるかのような「臨場感」、「実物感」、物体の奥行きや膨らみ、質感を忠実に再現する「立体感」をリアルに表現できることがアピールポイントだ。

例えば、この8K液晶テレビを通して大相撲中継を観たならば、力士たちの取り組みがさらにダイナミックに飛び込んでくることはもちろんだろうし、”砂かぶり”で観戦する高級クラブのママや上品なお客さんたちのお手入れの行き届いた肌艶もより視界に飛び込んでくることになるだろう。

2020年には60型以上液晶テレビの半分が8K化!

シャープは、8Kテレビやディスプレイを日本だけでなく、海外でも展開し、10月に中国、12月に日本、2018年2月から台湾、3月から欧州で発売する。

今後の8Kテレビの需要予測については、「わずか4年で液晶テレビの半分が4Kになった。(省略)2020年度には、シャープの60型以上の液晶テレビの半分を8Kに変える」(喜多村 副事業本部長)と具体的な目標を掲げている

この8Kテレビの海外展開には、鴻海の生産能力や調達能力を活用していく方針で、「鴻海の支援をうけて生産立ち上げする。まさに鴻海の強みの“生産”を生かしたもの。その他の地域向けは日本で生産する」とのこと。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099