国民的アイドルグループ・モーニング娘。の第6代リーダーを務めた高橋愛さん(34歳)が、前神奈川県知事・松沢成文参議院議員(62歳・日本維新の会)の政治資金パーティーで発起人を務めることに。
つい先日、元タレント・森下千里さんが次期衆院選で自民党から宮城5区公認候補として擁立される見込みというニュースが流れたばかりだけに、立て続けに芸能人の政治参画が顕著になった格好だ。
その松沢氏のパーティーは、政治資金規正法第8条2で規定される「政治資金パーティー」で、自著「北条五代、奇跡の100年」の出版記念講演会(会費:1万円)とのこと。
松沢氏講演会の発起人リストには、神奈川県における政財界のトップら関係者114人の名がズラリと並び、高橋愛さん以外では松沢氏と親交が深いプロレスラー・藤波辰爾さんも名を連ねる。
ちなみに発起人とは、その議員の支持者で、パーティーの開催を呼び掛けたり盛り上げたりする人のことだ。
これまでに現職議員のパーティーで国民的アイドルグループのOGが発起人に名を連ねるのは極めて異例であるのはいうまでもない。
今回高橋愛さんが松沢氏講演会の発起人を務めることになった経緯は、2013年に松沢氏原作の舞台「もしも国民が首相を選んだら」で、どこにでもいる普通の女性が国民投票で初の女性首相に上り詰めるという役を主役で演じたことや、夫でお笑い芸人のあべこうじさん共々、夫婦で松沢氏と親交があるのが大きいようだ。
これを契機に高橋愛さんが国政に”参戦”するのではとの憶測も呼んでいるが、現在のところそれはなさそうだ。