世に様々なジャンルに特化した新聞があれど、屋根を専門にした新聞があるのをご存知だろうか?
その、屋根に特化した新聞が、日本屋根経済新聞社だ。
日本屋根経済新聞社のサイト「Y@net」にアクセスすると、サイドメニュー最上部の「DVD『瓦葺き入門』」の文字が目につくし、「やね屋を探せ」という半ば強制的な響きを持つ専門ページがあったりする。
この「やね屋を探せ」のページは、文字通り屋根の修繕やリフォーム等を専門に行なう業者さんを探せるサーチサイト的なものだ。
サイトの階層深く入ると、『かわらぶき技能検定学科例題集第3版・第2刷』など、日本屋根経済新聞社から出版された書籍も紹介されている。
「屋根のリフォームQ&A」では「実際に屋根工事業者が来てくれて、工事が始まるまではどんなやりとりがあるのですか? こちらにも準備がありますので、いきなりかかられても困ります。」という、わざわざ質問コーナーに載せるほどのレベルではない質問があったりして、意外と楽しめたりする。
「リフォームサインを見逃すな!」というコーナーでは、「こんな症状がでたら専門家に診てもらいましょう。」という事例が幾つか紹介され、その画像を見てみると、破風が付いているかのような立派な家が対象になっているような印象を受けた。
そうしたことから、屋根は伝統的家屋や日本家屋、昔ながらの家との関係性が強いなとあらためて感じた。
屋根職人さんがいなければ、瓦葺き屋根の修繕はできないし、その技術や工法も廃れていってしまう。
日本屋根経済新聞社の運営する「Y@net」は、屋根職人さんの働き場を確保しているのと、屋根修繕を考えている方に対しての受け皿、また間接的に伝統を守っているともいえよう。
■日本屋根経済新聞社<Yanet>HP
http://www.yanet.co.jp/
■日本屋根経済新聞社 Facebookページ
https://www.facebook.com/yanet.jp
■リフォーム工事店検索システム やね屋を探せ
http://www.yanet.co.jp/map.html