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梅干の種に願い込め飛ばす「梅タネ飛ばし世界選手権大会」(大阪市)【連載:アキラの着目】

新元号がスタートを切る今年の5月1日。

その2日後は言わずと知れた「憲法記念日」だが、その同じ日に大阪市中央公会堂裏で開催されるのが「第3回 梅タネ飛ばし世界選手権大会」(主催:日本タネ飛ばし協会)だ。

第3回 梅タネ飛ばし世界選手権大会 チラシ 「日本タネ飛ばし協会」Facebookから引用
第3回 梅タネ飛ばし世界選手権大会 チラシ 「日本タネ飛ばし協会」Facebookから引用

どのようなことを競う大会なのかは説明するまでもなく、大会名のとおり「梅タネ飛ばし」を競うものだ。

これではあまりにも不親切なのでもう少し説明すると、「菅原道真公の『飛梅伝説』にちなみ、大阪天満宮でご祈祷を受けた梅干の種を口に含み、願いを込めてどれだけ遠くに飛ばせるかを競う世界大会」ということだ。

過去2回の「梅タネ飛ばし世界選手権大会」ではそれぞれ参加者が300名を超え、大盛況を博しており、それもそのはず、高級温泉ホテルのペア宿泊券や梅酒一升、高級コシヒカリ30kgなどといった豪華賞品が用意されているからだ。

上位入賞を果たせなかったとしても、参加者全員に「五代庵高級梅干」を大奮発するので、これら商品目当てに「梅タネ飛ばし世界選手権大会」に参加者が殺到していることは間違いない。

しかし、本来は前述したように、「大阪天満宮でご祈祷を受けた梅干の種を口に含み、願いを込めて」飛ばすのが主旨なので、あくまでも祈願成就を忘れることなく競技に挑むことが大切だ。

ちなみに今大会の見どころは、”絶対王者”の矢田さんが「梅タネ飛ばし世界選手権大会」を連覇するのかどうかだろう。

■「優勝の秘訣とは!」絶対王者・矢田さんインタビュー
https://ja-jp.facebook.com/tanetobashi/videos/323078461812068/

第3回ともなれば、熱心な参加者ならば、過去2回の大会の傾向を分析し、対策を採るはずだ。

どのくらい身体をしならせるのか、その場合の身体角度は何度が良いのか、等々も、身体構造や力学的視点からのアプローチで、最適な解をすでに見つけている人もいるかもしれない。

”一強多弱”と下馬評のある「梅タネ飛ばし世界選手権大会」で新たな王者が誕生するのか注目だ。

■日本タネ飛ばし協会 – ホーム | Facebook
https://ja-jp.facebook.com/tanetobashi/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099