現在、大阪では、新型ウイルスとの「共存」を前提とし、新型コロナウイルス感染拡大の抑制と社会経済活動の維持の両立を図るために、大阪府民及び大阪の事業者に新型コロナウイルス感染拡大防止に取組んでもらうことと併せて、感染者が発生した際に、感染者と接触した可能性のある人を追跡することができるシステムが構築され、実際に運用されている。
そのシステムが「大阪コロナ追跡システム」だ。
不特定多数の人間が集まる施設やイベント等を対象にQRコードを活用して、新型コロナウイルス感染者と接触の可能性がある利用者に対しメールで注意喚起を行ない、行動変容を促すとともに、クラスター発生のリスクを早期に感知することで新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ仕組みなのだ。
大阪コロナ追跡システムの運用は、①施設(店舗)運営者・イベント主催者といった事業者がシステムを運用するために導入する、②施設(店舗)利用者・イベント参加者といったいわゆる客の登録、③客へのメール連絡、という流れになる。
①施設(店舗)運営者・イベント主催者の皆様によるシステムの導入手順
②施設(店舗)利用者・イベント参加者によるメールアドレスの登録
③感染者が発生したときの大阪府から施設等の利用者への連絡
この大阪コロナ追跡システムは、他の市区町村や都道府県でも導入されると、さらに新型コロナウイルス感染拡大防止に効果が発揮されるであろうから、検討してもらいたいものだ。
■大阪府/大阪コロナ追跡システムについて
http://www.pref.osaka.lg.jp/smart_somu/osaka_covid19/