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食品添加物まみれの日本【連載:アキラの着目】

現在、コンビニやスーパーでは、常に棚の空きがないように弁当や惣菜が溢れているが、これらの弁当類は、少しでも日持ちさせ、また鮮度を保つために、様々な食品添加物が使用されており、日本の食料品は食品添加物まみれだ。

コンビニエンスストア

どのような食品添加物が使用され、どのような害が存在するのかみていこう。

弁当容器から溶け出す環境ホルモンBPA(ビスフェノールA)

弁当や惣菜類に使用される容器には、BPA(ビスフェノールA)とよばれる環境ホルモンが含まれている。

このBPA(ビスフェノールA)は、油分や熱で溶け出してしまうため、電子レンジで温めた際には溶出してしまうのだ。

動物実験では、亜急性毒性や慢性毒性・発がん性、発生毒性(催奇形性)、生殖毒性、等々がみられ、ヒトに対しては胎児や乳幼児への影響がある。

■人の健康への影響 ビスフェノールA | ビスフェノールA安全性研究会のホームページ
http://bisphenol-a.gr.jp/safety/health

調理パンに入っている臭素酸カリウム

普段何気なく食べているコンビニで売られた調理パンには、臭素酸カリウムが含まれている。

有毒で発がん性がある臭素酸カリウムは、世界中でその使用が固く禁止されている恐怖の食品添加物だ。

にもかかわらず日本では、厚生労働省の規制が緩く、コンビニやスーパーの調理パンで使用されている。

脳腫瘍や白血病をもたらすアスパルテーム

近年よく表示で見かける食品添加物が、アスパルテームだ。

アスパルテームは、砂糖の代替としてガムなどの菓子に使用され、親が食品添加物に疎いと、子供の口にアスパルテーム入り菓子が入っていってしまう。

アスパルテーム摂取のリスクとしては、脳腫瘍や白血病が挙げられる。

ガムや飴やゼリーに含まれる合成甘味料・スクラロース

コンビニ、スーパーで売られているガムや飴、ゼリーといった菓子類に、かなりの割合で使用されているのが、合成甘味料のスクラロースだ。

かなりの割合で使用されているということは、裏を返せば、それだけ子供たちの体に高確率でスクラロースが摂取されているということだ。

スクラロースを摂取し続けると、白血病や腎疾患を誘発する。

まとめ

我々の周りには、食品添加物が入っていない食品は皆無に近いのかもしれない。

食品添加物を摂取した途端にすぐ体調を崩すということがないだけに、「まあ、大丈夫でしょ」という感覚で食品を口に運びがちだが、長年の摂取で確実に身体が蝕まれていくので、日々の食品管理や手作り料理が重要になるだろう。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099