日本一のタオル生産地であり、国内のタオル生産量の50％以上を占める愛媛県今治市。

その今治市のタオルメーカー・ハートウエルが、タオル生地のクールな夏用のマスクを開発し、発売中だ。

ハートウエルは、蒸し暑い夏を前に、高級タオルやベビー用品の製造で培ってきた特殊糸の製織、生地加工、縫製の技術を活かして、着用時の冷涼感や清潔さを追求した冷感マスクを開発した。

マスクの生地は冷感生地を採用、抗菌加工を施している。

肌に優しく、地球環境にも良いように、生地の原材料には農薬や除草剤を使用していない有機栽培のコットンを採用するほどのこだわりだ。

冷感生地の秘密は、マスク内側が肌に触れると冷たく感じる冷感糸を使用したガーゼ生地を使用している点。

熱をすばやく逃がしてくれる特殊な原料からなる繊維で、水分の吸収・拡散・蒸発を促進させ、肌を快適な状態に保つことに長けているのだ。

また、生地だけでなく、マスクのデザイン（形状）も蒸し暑い中でも快適に装着できるように工夫がこらされている。

従来における同社生産のガーゼマスクは、耳元近くまで布地がカバーする形状だったが、今回の冷感＆抗菌マスクは夏の使用に特化して作られているので、側部・頬部分の露出を増やしたフォルムだ。

装着時における顔周辺の体温上昇に配慮したからこそ、このフォルムに設計したとのことだ。

色は、アイボリー、グレー、ネイビーの3色。

かつての夏よりもさらに熱帯っぽくなってきた日本列島で、この冷感＆抗菌マスクが今夏の救世主となるか。

■タオルのハートウエル
https://hartwell-onlinestore.com/

■HartWELL
https://hartwell.co.jp/