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MARTY FRIEDMANが演奏してた℃-ute『情熱エクスタシー』【連載:アキラの着目】

『情熱エクスタシー』をギター演奏するMARTY FRIEDMAN(マーティ・フリードマン) YouTubeから引用2017年に解散した伝説の女性アイドルグループ・℃-ute(ハロー!プロジェクト所属)。

パワフルでキレッキレのダンスがウリだった彼女達のパフォーマンスは、業界関係者、同業アイドルからの評価がかなり高かった。

しかし、彼女達のパフォーマンスだけが秀逸だったのではない。

℃-uteを支えるスタッフ達も凄腕揃いだったから、彼女達のパフォーマンスとの相乗効果で高品質のエンタメ・パフォーマンスを提供できていたのだ。

名曲だらけの℃-uteの楽曲の中でも、とりわけ『情熱エクスタシー』は、裏方に超大物ミュージシャンが絡んでいたことは業界内及びファンの間では有名だ。

℃-ute『情熱エクスタシー』 YouTubeから引用
℃-ute『情熱エクスタシー』
YouTubeから引用

その有名ミュージシャンとは、かつて「スラッシュメタル”BIG4”」の一角に君臨していたメタル・バンド『Megadeth(メガデス)』で活躍していたギタリスト・MARTY FRIEDMAN(マーティ・フリードマン)だ。

一時期は、相川七瀬のバックバンドにギタリストとして参加していたこともあり、90年代半ばから習得し始めた日本語も、今ではご承知の通り通訳なしでコミュケーションできるほどに上達し、流暢だ。

そのマーティ・フリードマンが『情熱エクスタシー』のギター演奏を担当、その収録時のやり取りを収めた動画がYouTubeにアップされており、以下に掲載しておく。

■MARTY FRIEDMAN recording guitar solos

最後の歌詞「情熱エクスタシー!」の音程が上がっていき、ギター演奏となる部分は、ついアイドル曲であることを忘れてしまうくらい聴き入ってしまう。

『情熱エクスタシー』をギター演奏するMARTY FRIEDMAN(マーティ・フリードマン) YouTubeから引用
『情熱エクスタシー』をギター演奏するMARTY FRIEDMAN(マーティ・フリードマン)
YouTubeから引用

数パターンの録り直し後にOKをもらい、マーティの任務終了となるまでを追った動画を観てから、実際の℃-uteが歌っている『情熱エクスタシー』を観ると、細部へのこだわりやクオリティへの追求は、まさに相乗効果を生んでいることを確認できよう。

で、℃-uteが歌っている『情熱エクスタシー』が↓。

■[4K] ℃-ute – 情熱エクスタシー (2016春)

℃-uteが存在していない現在、なぜアップフロント(℃-uteの管轄プロダクション)は℃-uteを解散させたのかという疑問と、なぜアップフロントはまたマーティに音楽案件を振らないのかという疑問が自然と湧いてきた。

期間限定でもいいから、また℃-uteとマーティが絡んで、高品質のエンタメ・パフォーマンスを提供してほしいものだ。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

アイドルソングでも演歌でもお手の物! ~マーティ・フリードマン~【連載:アキラの着目】

メガデス(MEGADETH)というアメリカのヘヴィメタル・バンドに所属していたギタリストのマーティ・フリードマン。

活動拠点を日本に移してからも活躍しているのはご承知のことかと。

日本の演歌やJ-POP、アイドルソングを得意のエレキギターで、原曲とは全く異なる躍動感で弾きまくる様は圧巻だ!

マーティ・フリードマン

そんなマーティ・フリードマンによってギター演奏された日本の楽曲の中で、筆者のお気に入りを取り上げてみた。

ももいろクローバーZ 『行くぜっ!怪盗少女』

2011年12月25日、『ももいろクリスマス2011 さいたまスーパーアリーナ大会』にサプライズ・ゲストとしてももいろクローバーZと共演した時の楽曲だ。

AMAGIGOE

『AMAGIGOE』は言わずと知れた石川さゆり『天城越え』そのものなのだが、マーティがギターで弾くと、しっとり感が薄れる代わりにメラメラとした情熱感や高揚感をさらに味わうことができるから、同じ楽曲でありながら、こうも変わるものなのかと驚かされる。

以上、筆者が最もお気に入りの2曲を挙げてみたが、他にもまだまだマーティ・フリードマンによる日本の楽曲のギター演奏はあるので、聴いてみよう!

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099