今は皆、何かしらのポイントを貯めている時代だ。
買い物をする度に、知らず知らずのうちにポイントが貯まり、気づけば割引券や優待券、食材や旅行券などに交換できるので、少しでも高いポイントになるメンバーズカードやポイントシステムに会員登録をして得しようという時代なのだ。
これらのポイントは前述したように買い物をする度にポイントが加算されたり、発生したりするのだが、これから紹介するスマホアプリ「Miles」はポイントを貯めるための買い物をする必要がない。
では何によってポイントが貯まるのかというと、移動した距離に応じてポイントが貯まるという仕組みなのだ。
当然ながら、近距離移動よりも遠距離移動のほうがポイントが高く加算され、また車・電車移動よりも徒歩のほうがポイントが高く設定されている。
毎日散歩してる人や、通勤・通学で徒歩移動をしている人ならば、コツコツとポイントが貯まってゆくことだろう。
このサービスを考えて実現化した企業は、この「Miles」でいかに利益を生み出しているのだろうか。
こうであろうと言われているのは以下の2つ。
1.貯まったポイントでペットボトル飲料等に交換できるコンビニなどの実店舗へ会員ユーザーを誘導し、その見返りとしてコンビニチェーン本社から誘導料などを徴収する
2.ゆくゆくは会員ユーザー全ての行動を分析し、はじき出されたビッグデータを使って、会員の移動量が多いエリアへの出店や進出を様々な企業に提案し、そのコンサル料をもらう
2.については会員登録の際に、将来的には登録した個人情報を別用途で使用することもあると規約に盛り込んでおかないと実行に移すことはできない。
なので、その辺りは当然しっかりと企業側は対応することだろう。
また、この「Miles」に限らず、会員登録の際に我々は自分の個人情報が、アプリを使うことと引き換えに、登録した個人情報が別用途で使用されることも有り得ると認識しておくべきだ。
十分に理解し、納得した上で利用すれば、企業側も会員側も双方WIN・WINの関係を構築できるので、サービス利用開始前の登録は慎重に行おう。
世界的に化石燃料を使用せぬ方向が推進され、エコ社会の実現が叫ばれている中、徒歩移動に最も高いポイントを付与し、ポイントが貯れば様々なものなどに交換できるというサービスがこれまでにない新しい斬新なもので、今後も動向に注目だ。
■Miles (マイルズ) – すべての移動に、マイルを – Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=connectiq.miles.app&hl=ja&gl=US
■「Miles (マイルズ) – すべての移動に、マイルを」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/miles-マイルズ-すべての移動に-マイルを/id1393913947