進化を遂げている日本のアイドル界。
中でもモーニング娘。の進化は特筆モノだ。
気づけばフォーメーション・ダンスで一糸乱れぬ隊列でダンスをしていたりで、老舗アイドルグループは現在でも健在なのだ。
しかし、フォーメーション・ダンス以前のモーニング娘。がダメだったかというと、決してそんなことはない。
今でも伝説のメンバー達として語り継がれているジェネレーションが、”プラチナ期”のメンバー達だ。
2009年3月発売のアルバム『プラチナ 9 DISC』からその名が付けられた”プラチナ期”は、モーニング娘。の長い歴史の中で最もアーティスティックだった時代であり、モーニング娘。ファンの間では、高橋愛ちゃんが第6代リーダーに就任した2007年6月から9期メンバー4名が加入してくる2011年1月までの間を”プラチナ期”と呼んでいる。
個々のモーニング娘。メンバー達の意識の高さとたゆまぬ努力、ファンが直接観てくれるライブコンサートこそパフォーマンス活動のメインであると認識したこと、さらにはモーニング娘。史上最長期間のメンバー固定がされていたことでパフォーマンスの成熟度・完成度が最高潮に達したこと、等々が重層的なレイヤーとなって、”プラチナ期”のモーニング娘。は、前述の通りアイドルの領域を超越し、アーティストにまで昇華したのだった。
そのモーニング娘。”プラチナ期”の活動は国内のみならず、海外にまで及んだ。
以前のニッポンニュースでも取り上げたが、フランス・パリでのコンサートも敢行、アジア各国でもライブ・コンサートを開催した。
その中には中国でのコンサートやTV出演も果たしており、今回はその時の動画をご紹介する。
■モーニング娘 『早安少女組 天天向上』
いかがだったであろうか。
この動画では、あまりにもポピュラーな選曲だったので、”プラチナ期”が得意とするアーティスティックな曲(『リゾナントブルー』など)がかからず、”プラチナ期”の凄さが半減している気がしないでもないが、一応”プラチナ期”のメンバーとその勇姿を観ることができたかと。
もっと詳しくモーニング娘。”プラチナ期”について知りたくなった人は、「モーニング娘 プラチナ期」で検索だ!