正月も7日ということで、餅を食べている人は、ほぼいないであろうが、餅好きの筆者からすれば、年中餅を食べていたい。
ということで、時期がやや外れてしまったが、餅つき機について書いてみたい。
通常、我々庶民が知っている餅つき機は、餅をつく容器の底に片羽型のプロペラがあり、それが回転することでもち米をこねるような動きでついてゆき、最終的には餅がつき上がるというものだ。
しかし、今回紹介する餅つき機は、杵と臼でつく本来の動きに忠実な餅つき機で、機械の杵がクランク式に上下し、餅をつくものなのだ。
この「クランク式全自動餅搗機」を開発・製造・販売している中井機械工業株式会社は、食品機械の製造・販売を専門に手がけている企業だけに、本物の杵と臼による餅つきを見事に再現しており、通常型と小型の計2種の餅つき機を世に送り出している。
「クランク式全自動餅搗機」でつき、出来上がった餅は「こし」があり、風味も最上の餅に仕上がるのだ。
また、この「クランク式全自動餅搗機」を使用することで、杵による餅つきや、手がえしといった人間の重労働を回避することができ、餅製造の生産性や効率性を捗らせることが可能になるのも大きな利点だ。
ここまで話を進めると、「クランク式全自動餅搗機」は、家庭用餅つき機というよりは、業務用餅つき機として開発・製造・販売されているようなのはおわかりかと。
せいぜい365日のうちの1日しか餅をつなかい家庭ならば、「クランク式全自動餅搗機」はおよそ必要のないマシンだ。
とはいっても、中には筆者のように年中餅を食べたい人で、お金持ちならば、購入しても損はない餅つき機ともいえる。
■クランク式全自動餅搗機 中井機械工業株式会社
http://www.nkm.co.jp/products/01/02.html