今や国内のイベントでは目にしないことはないゆるキャラ。
地方自治体のPRや企業の宣伝広報活動にも使われるなど、ゆるキャラの登場は当たり前になっている。
しかし、全てのゆるキャラがサクセス・ストーリーを歩んでいるとは限らない。
なぜなら、日本全国にはわかっているだけでもゆるキャラが680体もあるからだ。
活躍して、人気を博しているゆるキャラは、ほんの氷山の一角に過ぎないのだ。
そこで今回は、「ゆるキャラグランプリ2017 ランキング」から、あえて活躍途上中のゆるキャラ5体を”逆ベスト5”として取り上げてみる。
ゆるキャラ”逆ベスト5”
では早速ゆるキャラ”逆ベスト5”の5位から紹介しよう(ランキングは2017年9月14日現在)。
5位 にいひめちゃん(エントリーNo.952 【三重県】675位)
所属:熊野市役所
にいひめちゃんは、世界遺産である熊野古道の町、三重県熊野市生まれ!
幻の果実・香酸かんきつ「新姫」と熊野市をPRするのがにいひめちゃんの使命。
幻の果実・香酸かんきつ「新姫」を知ってもらい、全国の皆様に健康をお届けすることを目標に、にいひめちゃんは日々奮闘しているとのこと。
■ゆるキャラグランプリ オフィシャルウェブサイト にいひめちゃん
http://www.yurugp.jp/vote/detail.php?id=00001279
4位 すなっち(エントリーNo.738 【東京都】675位)
所属:砂町銀座商店街振興組合
すなっちは「砂村一本葱」がモチーフで、頭には砂町銀座のアーケード帽をかぶっているという、地域に根差した親しみのあるゆるキャラ。
元気で、腕白で、愛らしいのが取り柄で、黄色いハートから人々に幸せの芽が伸びることを祈っているのだとか。
■ゆるキャラグランプリ オフィシャルウェブサイト すなっち
http://www.yurugp.jp/vote/detail.php?id=00003589
3位 源氏パパル(エントリーNo.470 【滋賀県】675位)
所属:滋賀県米原市
源氏パパルのモチーフは、米原市内を流れる天野川に集まるゲンジホタルとのこと。
”イクメンパパ”としてママの「姫ママル」と子供の「ホタルン」を気遣いながら、ファミリーみんなで米原市の魅力を全力でPRしているのだそうだ。
■ゆるキャラグランプリ オフィシャルウェブサイト 源氏パパル
http://www.yurugp.jp/vote/detail.php?id=00003524
2位 日立のモルちゃん(エントリーNo.366 【茨城県】675位)
所属:日立地区3モール商店街活性化実行委員会
日立のモルちゃんは、その名の通り日立3モール商店街のマスコットとのこと。
年齢5億600万1歳で、涼しげな目元、キラリと光る白い歯が特徴。
ゆるキャラ界の超イケメンとして眼力(めぢから)や癒やしビームで人や地域の絆をつくり、頑張っているそうだ。
■ゆるキャラグランプリ オフィシャルウェブサイト 日立のモルちゃん
http://www.yurugp.jp/vote/detail.php?id=00000228
1位 やまたん(エントリーNo.841 【埼玉県】 ランキング680位)
所属:山村学園短期大学
やまたん頭部の葉は、森の学園を象徴しているとのこと。
学生が困っていたり、悩んでいたりすると、やまたんは時々現れて、勇気づけてくれるのだそうだ。
やまたんの所属する山村学園短期大学は、埼玉県鳩山町にある幼稚園教諭と保育士の養成校で、森の中にある森の学園とのことだ。
■ゆるキャラグランプリ オフィシャルウェブサイト やまたん
http://www.yurugp.jp/vote/detail.php?id=00003619
ランキングに関係なく、ゆるキャラは周囲に和みを与える存在!
以上、ゆるキャラグランプリ2017 ”逆ベスト5”を見てきたが、ランキングに関係なく、ゆるキャラは周囲に和みを与える存在なんだなと。
たまに容貌がおどろおどろしいゆるキャラがまれにあったりするが、それでも笑いの種になったり、ひとときでも日々の煩わしいことなどを忘れさせてくれたりする。
一見、無用の長物のように思われたりすることもあるかもしれないゆるキャラだが、余裕を持って見たいものだ。