最近のスポーツは、科学的分析なしでは戦略を立てられないところまで来ているのだそうだ。
特にその科学的分析が最も進んでいるスポーツがバレーボールといわれている。
野球も野村克也さんが生前の時はID野球(=Important data 野球)の重要性が説かれ、実践されていた。
そこからすでに十数年が経過した、スマホ全盛の現在、様々な野球分析アプリが登場している。
中でもスポーツ用品メーカーのミズノが提供している「Swing Tracer(Coach)」は、選手用野球スイング解析アプリケーション「Swing Tracer(Player)」に対応した、指導者用のアプリだ。
選手用アプリの方で、超小型・高精度な専用センサーと最新のスポーツ科学に基づく解析技術を用いて計測・解析したバットスイングのデータを、選手毎の一覧管理や、容易に選手間のデータ比較をすることが可能だ。
さらに、選手のスイングデータに対して指導コメントを入力することができたり、スイング解析によって算出された全8項目の数値を検討することによって、選手のスイング改善に役立てることも可能だ。
なお、専用センサーはミズノ取扱スポーツ用品店で別途購入する必要あり。
■Swing Tracer(Coach)の主な機能
1.チーム管理機能
・自チームの登録選手が選手用アプリで計測したデータを、コーチ用アプリで一覧表示し、全スイングデータを確認することができる
・チーム内をさらに幾つかのグループに分けて管理することも可能
・各選手のスイングデータについて指導コメントを入力でき、このコメントは、それぞれの選手が選手用アプリから確認することができる
・各選手が書いた日誌に対してコメントを入力でき、このコメントは、それぞれの選手が選手用アプリから確認することができる
2.統計機能
選手を任意の週や月におけるスイングのヘッドスピード順にソートをかけたり、素振りの回数順にソートをかけて表示することができる
3.計測機能
自チームの選手(選手用アプリが使用可能な状態の選手)については、コーチ用アプリを使用してバットスイングを計測することもできる(素振りモードでは使用不可)。
4.ランキング機能
・スイング速度やスイング回数を全国ユーザーと競うことが可能
・全国平均にて計測項目の平均値などを年代別で確認することが可能
5.アカウント管理機能
・Swing Tracer(Coach)の使用者は、専用アカウントの登録をする
・初めてSwing Tracer(Coach)を使用する場合は、アカウントを新規作成する
・選手用アプリのアカウントを兼用して使用することも可能
・要件:Android 4.1 以降
iPhone iOS 9.0以降
iPad iPadOS 9.0以降必要
iPod touch iOS 9.0以降必要
Mac macOS 11.0以降とApple M1チップを搭載したMacが必要
・提供元:ミズノ
・開発元:mstkanri@mizuno.co.jp
・ミズノ 取扱店検索:http://www.mizuno.co.jp/shop/index.html
■Mizuno Swing Tracer (Coach) Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.mizuno.swingtracer.coach&hl=jp
■「Mizuno Swing Tracer (Coach)」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/mizuno-swing-tracer-coach/id1048874709?mt=8