WBCバンタム級山中慎介、13連続防衛失敗、王座陥落【連載:アキラの着目】

ボクシングのWBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王者・山中慎介(34・帝拳ジム)が8月15日、京都の島津アリーナ京都で、同級1位の挑戦者ルイス・ネリ(22・メキシコ)に4R2分29秒、TKOで敗北、元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏の持つ世界王座13連続防衛日本記録に37年ぶりに並ぶことができなかった。

山中は序盤から挑戦者にペースを握られ苦戦。

4Rにネリの連打を浴びたところで、セコンドの大和トレーナーが暴走して(!?)タオルを投入、2011年11月に獲得した同級王座から陥落した。

試合後、帝拳ジム本田明彦会長は「最悪のストップ。ビックリした。山中も納得していないだろう」と語り、暴走して(!?)タオルを投入した大和トレーナーに対し激怒。

敗けた山中も「効いたパンチも(挑戦者のネリには)なかった。期待してくれたファンに申し訳ない」と悔しさのあまり号泣しながらコメントした。

ボクシング 山中慎介選手

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099