今年は新型コロナウイルスの影響により、故郷への帰省とお墓参りができず、先祖の供養ができなかった人もいるはず。
自宅で祖父母の白黒写真を眺めるだけで、ほとんど家から出ずに終わってしまった、なんてことも。
お墓参りできなかった寂しさと、うだるような暑さで元気を失いかけている、そんな貴方に明るい話をお届けしよう!
それが「ディープネットワークを用いた白黒写真の自動色付け」(http://iizuka.cs.tsukuba.ac.jp/projects/colorization/web/)だ。
筑波大学 飯塚助教(前早稲田大学)、早稲田大学基幹理工学部 シモセラ・エドガー講師、早稲田大学理工学術院 石川 博教授によるプロジェクトで、AI技術を用いて白黒写真を自動で色付けするサービスなのだ。
自動着色のやり方は簡単。
上記サイトにアクセスし、自動着色したい画像を選択しアップロード、「色付け!」ボタンをクリックすれば、白黒写真がカラー写真に早変わり!
この「ディープネットワークを用いた白黒写真の自動色付け」は入力画像のサイズが固定されず,どんなサイズの画像でも入力として用いることができるとのこと。
100年前の白黒写真等,様々な画像において自然な色付けを実現でき、色付けの結果は、ユーザテストによる評価だと,約90%の色付け結果が自然であるという回答が得られたほどのクオリティだ。
ただし、あくまでもこのサービスは研究プロジェクトの一環として無償提供されたもので、非営利かつ個人的な目的のみに使用が可能であり、営利目的での使用は厳禁だ。
この「ディープネットワークを用いた白黒写真の自動色付け」でご先祖様の白黒写真をカラー写真に変換してみよう!
■ディープネットワークを用いた白黒写真の自動色付け
http://iizuka.cs.tsukuba.ac.jp/projects/colorization/web/