将棋の藤井聡太二冠(18)が王位戦第2~第4局で書いた「封じ手」のチャリティーオークションが9月20日午後9時に終わったが、第4局の「封じ手」がなんと1,500万円で落札されるという結果に。
このチャリティーオークションのスタート金額は5000円からだっただけに、その落札金額の上昇ぶりには驚くしかない。
ちなみに、「封じ手」とは、1局2日制で行われる将棋対局で1日目の終わりに、次に指す一手を記入したものをいう。
その「封じ手」を、藤井聡太二冠が今期の王位戦で初めて書いたということで、将棋ファンにとっては喉から手が出るほど欲しい垂涎の一品となり、1,500万円という驚くべき金額が付いたのだった。
「封じ手」をチャリティーオークションに出すことになったのは、王位戦の対戦相手・木村一基九段(当時王位)の提言によるもので、チャリティーオークションの収益金は、今年7月に九州を直撃した豪雨被災地への義援金に充てられる。