今年2018年も残り1ヵ月を切った。
正月になれば、初詣をして、おせち料理を食べることに頭が行きがちだが、本来日本の正月はまだまだすることがあったのだ。
羽子板、独楽回し、凧揚げ、かるた、等々だ。
筆者が幼少の頃は、これらの全てを正月にしていたものだが、気づけば現在の日本ではほぼされなくなったと言っていい状況になってしまった。
そこで、こうした古来の日本から脈々と継承されていた正月文化を廃らせることがないよう、実践してみようではないか。
ということで今回は、正月に凧揚げをするために、和凧を製作できるキットをご紹介する。
和凧製作キットには、和凧本体を形作る和紙と、その和紙を支える骨組みの役割を担う竹ひご、それと切れにくい凧糸が含まれているのが基本で、メーカーが異なれども、大体同じだ。
和凧製作キットは、六角形の和凧と奴さんの和凧など、好きなフォルムの和凧を選べるので、好みの和凧を選び、自分の好きな絵柄やデザインを施そう。
和凧製作キットの通り製作しても、和凧は揚がるとは思うが、和凧に「尻尾」を付けないと、風でグルグルと回転しやすく、安定した空中浮遊がしにくい。
なので、自分で新聞紙を切って繋いだ「尻尾」を和凧下部に付けるとなお良いだろう。
最近の住宅事情だと、周辺に空き地がないことから、凧揚げをしたくとも、なかなかできない状況ではあるが、空が広く、電柱等の障害物もない河川敷などであれば、凧揚げを遠慮なくできるかと。
なにも住宅密集地で凧揚げができないというのならば、凧揚げができる場所に移動すればいいだけの話なのだから。
正月の”フライト”に向けて、今のうちから和凧を製作しよう。
■WINDLOVE e-shop(和凧制作キット)
http://www.windlove.net/e-shop/b01.html
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