2020年2月22日(土)から昨日24日(月・祝)まで東京・新宿髙島屋1F JR口特設会場にて開催された『マンホールフェス 2020 in 東急ハンズ新宿店』。
全国のマンホール・ファンやマニアが集結し、大盛況のうちに幕を閉じた。
本来、マンホールは周知の通り、下水道等の管理目的で地上から出入りできるように地面にあけられた縦孔だ。
その縦孔を塞ぐ蓋が、日本ではバラエティに富んだデザインや図柄が多いため次第に着目されるようになり、気がつけばマンホール愛好家・ファン・マニアが存在するまでのジャンルとなったのだ。
故・坂本九の世界的大ヒット曲『上を向いて歩こう』(英名『SUKIYAKI』)をもじったイベント・キャッチフレーズ、「今日からは下を向いて歩こう!」はまさに下を向いて歩くと、今まで気づかなかったマンホール・アートに出会えることを示唆している。
そんな一大ジャンルにまで成長したマンホールを”主人公”にした『マンホールフェス 2020 in 東急ハンズ新宿店』では、アニメ・キャラをデザインしたマンホールや、プロ野球チームのマスコットキャラクターを配したマンホール、地域の名城を表現したマンホール、等々、色とりどりのマンホールが展示され、訪れたマンホール・マニアの目を楽しませていた。
『マンホールフェス 2020 in 東急ハンズ新宿店』では、展示物のマンホールだけでなく、マンホールにちなんだグッズにもかなりの注目が集まった。
マンホールを模した「マンホーラーバッジ」や、腹持ちも良さそうな「マンホール蓋どら焼き」などもあったりで、普段マンホールに興味のない人でも思わず手にとって購入してしまうようなグッズやスイーツがあった。
また、マンホール・グッズの中でも秀逸なのが、「マンホール蓋拓本」だ。
凹凸のあるマンホールに墨を付け、1枚1枚、Tシャツやトートバッグの布地に写すもので、クールの一言に尽きる。
#マンホールフェス は明後日の2/24(月) まで、マンホール蓋の拓本もできますよ! #manhotalk pic.twitter.com/eUNluwMgaC
— Shoji Morimoto (@morimo_t) February 22, 2020
たまたま新宿高島屋の東急ハンズに来た人もいただろうが、マンホールに魅せられて、新たにファン・マニアになった人もいるかもしれない。
このようなマンホールのイベントを地道に継続していくことで、草の根的にマンホール・マニア人口は着実に増えていくことだろう。
■マンホールフェス 2020 in 東急ハンズ新宿店 – 店舗のイチオシ – 東急ハンズ新宿店
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