最近日本の若者の間で人気が広がりつつあるのが「あいぱく」だ。
2016年5月に長崎県で初開催、この年は計6回を開催し、今年2017年は7回も開催した。
開催場所は、北は北海道から南は鹿児島県までで、回を追うごとに動員数を増やし、参加者も、参加企業も、主催者も満足する優良イベントだ。
ここまで話を進めて、いまだ「あいぱく」が何のイベントなのかわからない人のために「あいぱく」の正式名称を言おう。
「あいぱく」とは、「アイスクリーム万博」のことで、略して「あいぱく」なのだ。
アイス評論家として活動をするアイスマン福留氏が代表を務める「日本アイスマニア協会」(会員数8,000名以上)がプロデュースする国内最大規模のアイスクリームイベントが「あいぱく」なのだ。
“アイスクリーム好きの楽園”というコンセプトを打ち出し、日本のアイスクリームの魅力と素晴らしさを発信しつつ、地方活性化(町おこし)を目的としている素晴らしいイベントだ。
日本アイスマニア協会厳選の”究極の最新トレンド極うまアイス”が、この「あいぱく」に集結するとあって、全国のアイス好きが殺到する。
その「あいぱく」に殺到した人数は、2016年が総数で約42万人とのことで、いかに凄い人気のイベントかがわかるというものだろう。
筆者はアイスクリームやジェラート、ソルベが大好物のおっさんだが、この「あいぱく」にはまだ行ったことがなく、来年こそは必ず「あいぱく」に行ってやろう、と思っている。
毎回「あいぱく」に出店するのかはわからないが、非常に気になるアイスクリームがあり、それは長崎県長崎市のニューヨーク堂が販売する”裏メニュー”の「長崎カステラ+オリジナルソフトクリーム」(500円)だ。
やはり「長崎カステラ+オリジナルソフトクリーム」は、過去の「あいぱく」でもかなりの人気だったようで、若者に限らず、子供からお年寄りまで幅広く人気を獲得したようだ。
この「長崎カステラ+オリジナルソフトクリーム」以外にも、オリジナリティ豊かなアイスやアイスクリームが販売されている。
中でも筆頭なのが、山梨県笛吹市の桔梗屋が販売する「桔梗信玄ソフト」(390円)と「桔梗信玄ソフト吟造り+恋い抹茶」(540円)だ。
甘味にうるさい人ならもうおわかりだと思うが、桔梗屋といえば「信玄餅」で有名だ。
きな粉と上品な黒蜜にまぶして食べる、あの信玄餅をアイスクリームにしたのだから、和菓子好きにはたまらない一品で、もちろんアイスマニアも唸るアイスクリームだ。
こんな全国様々なご当地アイスクリームを1つのイベントで楽しめちゃうのが「あいぱく」の良さであり、人気の理由だろう。
来年こそ筆者は「あいぱく」に行くので、その時はまたレポートを書こうと思う。
※値段は、2017年11月時点のもの
■アイスクリーム万博(あいぱく)公式ホームページ
http://www.i-89.jp/