シャンパンやスパークリングワインと肩を並べる存在を目指すawa酒【連載:アキラの着目】

シャンパンやスパークリングワインと肩を並べる存在を目指すawa酒【連載:アキラの着目】

3週間前

人口の減少等により、国内需要が減少気味の日本酒。

一方で、国内需要とは反対に海外での日本酒需要は拡大の一途をたどっている。

ひとえに日本酒といっても様々な種類の日本酒があり、最近ではフランスのシャンパンやスパークリングワインのような泡が発生する日本酒もあり、徐々にその存在が知られてきている。

こうした泡を放つ特別なスパークリング日本酒の協会「一般社団法人 awa 酒協会」が設立されたのは2016年11月1日。

泡を放つ特別なスパークリング日本酒を「awa酒」(あわさけ)と定義し、awa酒を醸す日本各地の蔵元が立ち上げた協会なのだ。

一般社団法人awa酒協会公式サイトから引用
一般社団法人awa酒協会公式サイトから引用

「awa酒」の認定基準を定め、運用することによる品質向上、市場での普及促進、マーケティング・ブランディング戦略の立案を通じて、「awa酒」の市場拡大に貢献することを目的としており、「awa酒」が世界の乾杯シーンでシャンパンやスパークリングワインと肩を並べる存在となることを目指しているのだそうだ。

厳格な基準の下で製造されているため、「awa酒」は美しい透明な一筋泡が湧き立つのだが、この一筋泡についても厳格な基準を定めている。

二次発酵(※)から発生する炭酸ガスを有し、ガス気圧が3.5bar以上であること等といった製造方法、品質についての厳格な基準だ。

また、外部の専門機関と共に認定基準を遵守しているかの検査を実施しており、全ての基準を満たした銘柄にのみ「awa酒」の呼称を認めている。

ただし、基準を満たした、泡を放つスパークリング日本酒ならば一般社団法人awa酒協会の認定を受けられるのかといったら、そうではない。

awa酒の認定を受けるためには、awa酒協会に入会していることが必須条件となるのだ。

入会して、共に目指す方向が同じでないと認定等を受けられないのは、この協会に限ったことではなく当たり前のことだ。

今後も引き続き、一般社団法人awa酒協会は「awa酒」や日本酒の市場拡大や認知度向上に貢献してゆくことだろう。

柔道が世界の「JUDO」になったように、いずれ「awa酒」も「awasake」となり、世界の酒類シーンを席巻することを期待したい。

※1瓶内またはタンク内での二次発酵をさす

■一般社団法人awa酒協会
https://awasake.or.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

2021-3-27 4:56

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