「西部警察」タグアーカイブ

「西部警察」風ロゴを作ってみた!【連載:アキラの着目】

去る8月10日に、刑事ドラマ「西部警察」や「大都会」などで活躍した名俳優・渡哲也さんが死去されたのはご承知の通り。

また、その渡哲也さんの死去によって、前述した渡哲也さん主演の「西部警察」があらためて人気となり、DVDボックス「西部警察 40th Anniversary」(全6巻・全236話収録)の注文が殺到したこともニッポンニュースで報じた。

そんな人気再沸騰中の「西部警察」だが、オープニング・タイトルも特徴的で、いまだにこの「西部警察」のオープニング・タイトルをマネしたロゴを巷で目にする。

そこで今回のニッポンニュースでは、「西部警察」のオープニング・タイトルのようなロゴを作ってみようではないかということで、その作り方が掲載されているサイトを3つばかりピックアップしてみた。

とはいっても、3つのサイトのうち2つは「Yahoo!知恵袋」だ(苦笑)。

■西部警察風のロゴをPhotoshopelements7で作成したいのですが… – Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1266600917

■イラストレーター初心者です。イラストレーターで「西部警察」のようなロゴを作成… – Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13103245268

■ロゴ作成 : ロゴ作成 西部警察みたいなロゴにチャレンジ
http://logo.doorblog.jp/logo_seisaku/seibukeisatu_logo.html

筆者はデザイナーを本職としてはいないのだが、これまでに幾つかの職場でデザインも任されてきた。

デザイン業務では主に画像ソフト「Photoshop」を頻繁に使っているので、イラスト作成ソフト「イラストレーター」での作り方を紹介しているサイトよりも「Photoshop」を使った作り方を紹介しているサイトを参考にして「西部警察」風ロゴを作ってみた。

それが↓。

ある程度、画像ソフトを操れる人ならば、「西部警察」風ロゴを作るのは、そう難しいことではないなと実感。

文字レイヤーをラスタライズし、そのレイヤーの下層に新規レイヤーを敷き、文字を「自動選択ツール」で選択範囲を作り、境界線の作成と塗りつぶしをするのが肝だ。

バリバリのデザイナーではない筆者でも作れるのだから、皆さんも画像ソフトに興味を持ち、操作できるようになれば「西部警察」風ロゴを作れること間違いない。

ぜひチャレンジしてみよう!

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

渡哲也さん人気でDVD「西部警察 40th Anniversary」(全6巻・全236話収録)注文殺到!【連載:アキラの着目】

去る8月10日に逝去された俳優の渡哲也さん。

逝去されてからも渡哲也さんの超人気ぶりは健在で、渡哲也さんの逝去が発表された数時間後には、渡哲也さんの代表作『西部警察』のDVDに注文が殺到したのだ。

昨年10月に発売された全236話収録DVDボックス「西部警察 40th Anniversary」全6巻が、通常は月に100セットの注文数だったのが、8月17日の時点では約400セットにまで注文数が増えた。

全236話収録DVDボックス「西部警察 40th Anniversary」
全236話収録DVDボックス「西部警察 40th Anniversary」

その結果、インターネット通販大手AmazonのDVD売れ筋ランキングで「西部警察 40th Anniversary」Vol・6の3位を最高に、ランキングベスト10以内に「西部警察 40th Anniversary」の4タイトルがランクインする快挙。

さらに広げて15位以内になると、「西部警察 40th Anniversary」6タイトル全てがランクインした。

また、「西部警察 40th Anniversary」にアタッシュケースや革手袋等が付いたDVDセット豪華版「西部警察 40th Anniversary コンプリートDVD-BOX」(同、税抜き11万1111円)は高額商品にもかかわらず、8月17日の時点では計50セットの注文が入った。

DVDセット豪華版「西部警察 40th Anniversary コンプリートDVD-BOX」に付属する特典
DVDセット豪華版「西部警察 40th Anniversary コンプリートDVD-BOX」に付属する特典

担当者は「豪華版は数量限定商品で残り数百セット。年内には完売するかも。『西部警察』も『大都会』も倉庫の商品は全てなくなり、今日は追加発注の作業に追われています。次の出荷は9月上旬になる見込みです」と渡哲也さんの人気の凄さを実感していた。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

低年齢層向けの「西部警察」関連商品、「西部警察」チョロQ【連載:アキラの着目】

一昨日の俳優・渡哲也さんの訃報には驚かされたが、この訃報をきっかけに再び渡哲也さんが出演したドラマや映画にスポットが当たりだしているようだ。

筆者の友人・仲間内でも、渡哲也さん主演ドラマ『大都会』シリーズのDVDをレンタルしようかなと話している者がいるくらいだ。

過去の作品を観賞して、渡哲也さんの演技や功績、凄さを再確認するのは、とても良いことだ。

しかし、幼児がいる家庭だと、皆揃って渡哲也さんの出演されたドラマ・映画のDVDを観賞するのは現実的には難しい。

幼児は得てして集中力が持続せず、長丁場のドラマや映画を観賞すると飽きてしまうからだ。

ならば、そんな幼児に渡哲也さんの凄さを間接的に伝えるにはどうしたらよいか?

「西部警察」の関連商品を手渡せばいい。

「西部警察」の関連商品は数多く、幼児や低年齢層向けのものまであるのだ。

先日のニッポンニュースでは「西部警察」のプラモデルを紹介したが(2020年08月06日ニッポンニュース「プラモデルで偲ぶ『西部警察』特殊車両【連載:アキラの着目】」)、これはさすがに低年齢層向けではないので、今回はもっと低年齢層向けに特化したものだ。

それが「西部警察」チョロQだ。

ミニカーのブランドとして昔から確立されているトミカが、「西部警察」という括りで、精密な再現をしたトミカや、ずんぐりむっくりにデフォルメしたチョロQをリリースしているのだ。

「西部警察」チョロQ スーパーZ  トミーテックミニカー公式サイトから引用
「西部警察」チョロQ スーパーZ
トミーテックミニカー公式サイトから引用

「トミーテックミニカー」公式サイトの「西部警察」ページで確認できるチョロQは全13種類。

リアルではないけど、でもリアルさがないと共感できないので、その微妙なさじ加減やデフォルメさが「西部警察」を知る大人にはわかる。

幼児はそこまではわかりようがないが、ずんぐりむっくりの愛らしいフォルムのチョロQだから、すぐに夢中になることだろう。

親子で渡哲也さん、「西部警察」を楽しみたい場合は、入門編として「西部警察」のチョロQを幼児のお子さんに持たせて遊ばせたらいかがだろうか。

■「西部警察」 | 製品紹介 | トミーテックミニカー
https://minicar.tomytec.co.jp/lineup/seibu/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

『大都会』、『西部警察』等で活躍の渡哲也さん、8月10日に死去【連載:アキラの着目】

ドラマ『西部警察』で大門刑事を演じた渡哲也さん映画『仁義の墓場』や、刑事ドラマ『大都会』での黒岩刑事役、『西部警察』での大門刑事役で活躍された俳優の渡哲也さんが、8月10日に肺炎のため死去されていた。

享年78歳。

最近のニッポンニュースでも『西部警察』関連の記事を頻繁にアップしていただけに、この突然の訃報には驚きを隠せない。

渡哲也さん 石原プロモーション公式サイトから引用
渡哲也さん
石原プロモーション公式サイトから引用

関係者によると、渡哲也さんは妻である俊子さんに対し、「自分の訃報は、葬儀など全てが終わるまで誰にも知らせるな」、「社葬も行うな」という旨の遺言を残していたという。

自身のことで人を巻き込みたくない、という“男気”から身内だけの葬儀となった。

舘ひろしさん、神田正輝さんら石原軍団には8月12日に渡哲也さんの死去が伝えられた。

渡哲也さんは「撮影所に行けば、石原裕次郎に会えるかもしれない」と友人から言われ、映画会社・日活の撮影所を訪問、その時にスカウトされ、1964年(昭和39年)に日活へ入社。

翌1965年(昭和40年)3月、映画『あばれ騎士道』で主演デビューし、エランドール賞新人賞を受賞した。

所属する日活の路線変更により日活を退社した後は、東映などの映画会社数社から専属オファーがあったが、石原裕次郎さんを尊敬していた渡哲也さんは1971年(昭和46年)、借金で倒産寸前の石原プロモーションへ入社、精力的に映画をこなし、石原プロモーションの大事な屋台骨となってゆく。

1973年(昭和48年)に大ヒットした任侠映画『仁義なき戦い』(主演:菅原文太さん)の主人公・広能昌三役は、元々最初にキャスティングされたのは渡哲也さんだったが、この時期、渡哲也さんは体調がすぐれず、広能昌三役の実現にまで至らなかった。

会社再建と経営安定を図る石原プロモーションは、テレビドラマへ本格進出し、『大都会 闘いの日々』、『大都会 PARTII』、『大都会 PARTIII』のシリーズ3部作を手掛け、いずれも渡哲也さんが主演を務めた。

さらに『大都会』終了後にスタートした『西部警察』も主演を務め、“角刈りにサングラス”というスタイルは、渡哲也さんのトレードマークとなった。

ドラマ『西部警察』で大門刑事を演じた渡哲也さん
ドラマ『西部警察』で大門刑事を演じた渡哲也さん

なので、渡哲也さんをモノマネするとなると、“角刈りにサングラス”でライフルを持つというものが多い。

男も女も惚れた男・渡哲也さんは、天国で石原裕次郎さんと美味しい酒を汲み交わしていることだろう。

■西部警察 PARTⅠセレクション 大門BOX 1 予告編

■石原プロモーション | 渡 哲也
https://www.ishihara-pro.co.jp/actor/watari/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

プラモデルで偲ぶ『西部警察』特殊車両【連載:アキラの着目】

スーパーZ プラモデル 株式会社 青島文化教材社HPから引用豪華な顔ぶれが揃った役者陣、潤沢な資金で制作された派手な銃撃戦や爆破シーン、壮絶なカー・アクション。

ここまで書けば、もうおわかりだろう。

そう、刑事ドラマの金字塔を打ち立てた『西部警察』だ。

また『西部警察』かよ、と思った貴方、そう言わずに今回もお付き合い願いたい。

『西部警察』といえば、前述のことが最大の特徴として挙げられるのだが、もう1つドラマの中で脇役ながら山椒のような存在感を出しているものがある。

それは特殊車両だ。

パトカーなんだけど、見た目がスーパーカーのような車両から、至って普通っぽいが専門特化している車両まで、実にドラマのシナリオによってフォーカスされているのだ。

特にスーパーZというパトカーは、この『西部警察』のためだけに造られた改造車だ。

スーパーZ 石原プロモーション公式サイトから引用
スーパーZ
石原プロモーション公式サイトから引用

名前からわかるかと思うが、ベースとなっているのは日産・フェアレディZ。

このフェアレディZは本来、他の日本車同様のドア開閉なのだが、石原プロモーションは『西部警察』のためだけに、このフェアレディZの扉を、ランボルギーニ・カウンタックのようなガルウィングにしてしまった。

筆者は、寝ても覚めても車のことが大好きな車マニアではないのだが、それでもこのガルウィング・タイプのスーパーZを欲しいなあと思わずにはいられなくなる。

しかし、現実問題、スーパーZを我が物にすることはできないから、心の中ではやや悶々としているのだが、こうした思いを抱いているのは筆者だけではなく、全国の『西部警察』ファンも同じだろう。

では、筆者も含めた、そうした『西部警察』ファンはどうすればいいのか?

話は簡単、スーパーZの実車を入手できないのであれば、模型すなわちプラモデルを入手すればよいのだ。

ということで、前置きが長すぎたが、プラモデルの老舗メーカーとして知られる株式会社青島文化教材社から発売されている『西部警察』シリーズのプラモデルをご紹介!

もちろんスーパーZもあるし、この他にもマシンX、マシンRS-1、マシンRS-2、マシンRS-3などといった、『西部警察』ファンならば、「ああ、あの車両ね」と名前を聞けばすぐにわかるくらい馴染みのあるパトカーもプラモデルにラインナップされている。

スーパーZ プラモデル 株式会社 青島文化教材社HPから引用
スーパーZ プラモデル
株式会社 青島文化教材社HPから引用
マシンRS-3 プラモデル 株式会社 青島文化教材社HPから引用
マシンRS-3 プラモデル
株式会社 青島文化教材社HPから引用
サファリ 4WD&タンク車 プラモデル 株式会社 青島文化教材社HPから引用
サファリ 4WD&タンク車 プラモデル
株式会社 青島文化教材社HPから引用

『西部警察』でのシーンを思い浮かべながら、自分の好みの特殊車両プラモデルを作り、眺める。

なんとも贅沢なひと時だ。

『西部警察』というドラマだけのために造られた特殊車両。

さらに、そのレアな車両のプラモデルを作ることができる愉しみを味わいたい人は、ぜひ購入すべし。

■西部警察 特殊車両|株式会社 青島文化教材社
http://www.aoshima-bk.co.jp/product/?s=&seriesname=1%2F24+%E8%A5%BF%E9%83%A8%E8%AD%A6%E5%AF%9F

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

莫大な資金援助で制作、装甲車も走る刑事ドラマ『西部警察』【連載:アキラの着目】

今回のニッポンニュースは、これまでにも幾度となく取り上げた刑事ドラマ『西部警察』だ。

故・石原裕次郎さんが社長を務めた石原プロモーションが手掛けた刑事ドラマは数あれど、その中の最高峰だと筆者は思っている。

やはり『西部警察』の何が凄いのかというと、豪快な爆破シーンやカーアクションだろう。

それらは、同じ石原プロモーション制作の『大都会』や『太陽にほえろ』とは比べ物にならぬほどの規模なのだ。

ここからは推測の域に入るが、『大都会』や『太陽にほえろ』は日本テレビでの放送だったが、『西部警察』はテレビ朝日での放送となり、放送局が変わったことで莫大な資金援助があったのではないか。

つまり、テレビ朝日が高視聴率を取れる石原プロモーションの刑事ドラマを放送したいがために、莫大な金で石原プロモーションを”釣って”、日本テレビから”引き抜いた”とみることができるのでは、ということだ。

なので、ドラマ中における爆薬の使用量が半端なく増加しているのだ。

また、『西部警察』第一話、第二話で装甲車が登場。

ドラマ開始のインパクトとしては申し分なく絶大で、銀座や赤レンガの東京駅前、国会議事堂前を装甲車が走行するシーンは圧巻という言葉以外見つからない。

『西部警察』第一話「無防備都市(前編)」から引用
『西部警察』第一話「無防備都市(前編)」から引用

もちろんCGといったテクノロジーのない時代に制作された『西部警察』であるから、実写であり、装甲車を実走させて撮影したものだ。

『西部警察』第一話「無防備都市(前編)」から引用
『西部警察』第一話「無防備都市(前編)」から引用

この装甲車、かのフォークリフトで有名な小松製作所にこれまた莫大な金で造らせた特注品のようで、ドラマでは米軍の最新鋭装甲車という設定だった。

■【西部警察】装甲車メモリアル

この装甲車が走る『西部警察』は、令和に制作されたのではなく、昭和の時代、今から40年前に制作されたドラマなのだから、あらためて凄いことをやったものだと感心せざるを得ない。

『西部警察』に興味が出てきた人は、DVDをレンタルするか、DVDを購入するかして観てみるべし。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

石原プロモーション、近い将来解散か!?【連載:アキラの着目】

刑事ドラマ「西部警察」DVD 石原プロモーションHPから引用「タフガイ」の愛称で絶大な人気を誇った故・石原裕次郎さんが1963年に設立した石原プロモーションが、近い将来、解散するという。

故・石原裕次郎さん 石原プロモーションHPから引用
故・石原裕次郎さん
石原プロモーションHPから引用

幾つかの石原プロモーション関連会社は、すでに清算されており、来年2021年1月頃の解散に向け、着々と準備が進められているとのことだ。

元々、石原裕次郎さんが他界された後は、裕次郎さんの遺言に従って、石原プロモーションを畳むはずだったようだが、まき子未亡人の生計のために、今日まで存続されてきたとのこと。

これまでにも度々、女性週刊誌等で石原プロモーションの解散が報じられてきたが、今回は解散の最終決定が下されたようだ。

この最終決定が下されたきっかけは、昨年横浜の総持寺で営まれた裕次郎さんの三十三回忌の法要での「弔い上げ」だ。

まき子さんから「今年をもって弔い上げとします」との話があり、今年になってから関連会社・石原音楽出版社の登記簿の目的欄には、「石原裕次郎の遺品の維持管理、展示及び賃貸」(7月3日付)という一文が加わり、また同じく関連会社・石原インターナショナル」の登記簿には、やはり7月3日付で「清算結了」という一文が加わったのだ。

関連会社・石原ミュージックについては、すでに昨年のうちに清算され、現存しているのは石原プロモーションと石原音楽出版社のみとなっている。

芸能関係者によれば、「石原プロモーション解散後は、石原音楽出版社に一本化し、版権収入やカラオケの歌唱印税の管理等をすることになるだろう」とのことだ。

筆者世代からすると、石原プロモーションといったら、やはり石原軍団出演による昭和の刑事ドラマの数々が印象に残っている。

「大都会」シリーズ、「西部警察」シリーズは、渡哲也さんを筆頭に、皆カッコ良すぎた。

刑事ドラマ「西部警察」DVD 石原プロモーションHPから引用
刑事ドラマ「西部警察」DVD
石原プロモーションHPから引用

そのうえ、先日のニッポンニュースで紹介したばかりだが、派手なカーチェイス・カーアクションがスリリングで目が離せなかった。

石原プロモーションが解散したら、古き良き昭和がまた記憶の隅に追いやられるような感じがして、寂しくなるかもしれない。

■石原プロモーション
https://www.ishihara-pro.co.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

昭和の名刑事ドラマ『西部警察』のロケ地は港区芝浦多し【連載:アキラの着目】

昭和のドラマを観るのが好きな人は、結構いるものだ。

現在と異なる東京の町を観ることができるから、という理由で観る人もいるのだが、筆者もその1人だ。

それも、自分の知っている町だとなおさら嬉しくなり、何回も録画あるいはDVDを巻き戻しては、再生して確認するということまでしてしまうのだ。

特に昭和の名刑事ドラマ『西部警察』は根強いファンがいることから、ロケ地の”解析サイト”まであるくらいだ。

そうした”解析サイト”で把握してから『西部警察』を観ると、「なるほど~、あの場所か!」といとも簡単にわかってしまうのだ。

そんなわけで、『西部警察』は、主に港区芝浦エリアで撮影されていたことが判明。

昭和の芝浦は、倉庫だらけで今ほど一般車両の交通量が多くなく、比較的カーチェイスやカーアクションを撮影しやすかったのかもしれない。

数あるカーチェイスやカーアクションの中でも、「東京都芝浦御循水路 護岸対策工事」の衝立を高速走行で突き破り、運河を飛び越えるシーンはダントツで視聴者の脳裏に焼き付いたが、その場所もどこだか解析されているのだから、『西部警察』マニア恐るべしだ。

まずは、その場所の地図。
ドラマ『西部警察』のカーチェイスやカーアクションのロケ地だった港区芝浦エリア

赤い線の通りにフェアレディZが走行し、運河を飛び越えたわけだ。

あとはシーン毎に今昔で対比しよう。

昭和 『西部警察』ドラマ『西部警察』のカーチェイスやカーアクションのロケ地だった港区芝浦エリア
現在

ドラマ『西部警察』のカーチェイスやカーアクションのロケ地だった港区芝浦エリア 現在は右手に愛育病院が建つ
ドラマ『西部警察』のカーチェイスやカーアクションのロケ地だった港区芝浦エリア
現在は右手に愛育病院が建つ

「東京都芝浦御循水路 護岸対策工事」の衝立を突き破って運河を超える
「東京都芝浦御循水路 護岸対策工事」の衝立を突き破って運河を超える
別の角度から
別の角度から

昭和 『西部警察』
現在

フェアレディZが大ジャンプした運河を横から見る
フェアレディZが大ジャンプした運河を横から見る

昔に比べて、現在の運河は幅が狭くなっていることがわかる。

この幅ならば、大ジャンプは楽勝だが、昭和の当時はギリギリ対岸に着地した後、フェアレディZは裏返しになり、ドライバーのスタントマンは脊髄を損傷する大怪我を負ったとのことだ。

現在では、この港区芝浦の地が、『西部警察』のカーチェイスやカーアクションを撮影していたロケ地だったとは、昔からの住民でない限り、ほとんど誰も知らないだろう。

東京の町を今昔対比するのは面白いものだ。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099