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ここは一体東京のどこ? ~Part2~【連載:アキラの着目】

2018年01月19日のニッポンニュース「ここは一体東京のどこ?【連載:アキラの着目】」の第2弾だ。

久々に東京のどこの街・町なのか的中してほしい。

では早速問題へ。

Q1.ここは東京のどこなのか?

Q2.ここは東京のどこなのか?

Q3.ここは東京のどこなのか?

では順番に正解を発表しよう。

A1.芝 増上寺

芝 増上寺

徳川将軍家の菩提寺である芝の増上寺。

現在、赤い三解脱門は劣化させないために登ることができないが、戦災を免れた昔からの門ということで、観られるだけでもありがたい。

A2.芝 赤羽橋

東京都港区の赤羽橋交差点

増上寺に極めて近い赤羽橋が正解。

現在は、川の上に首都高速道路が架かっている。

現在のザ・プリンスパークタワー東京や芝丸山古墳のある地も、昔は増上寺の境内であったため、浮世絵に描かれている赤羽橋右手にみえる屋敷の壁は増上寺だ。

浮世絵は下の周辺図でいうと、赤い矢印の側から描かれている。

現在の赤羽橋周辺図 Googleマップから引用
現在の赤羽橋周辺図 Googleマップから引用

A3.湯島聖堂

湯島聖堂 Googleマップから引用
湯島聖堂 Googleマップから引用

神田駿河台を人工的に掘り下げ、そこに水を通し、外堀を兼ねたのが神田川。

その神田川沿いに徳川5代将軍・綱吉によって孔子廟が建てられ、後に幕府直轄の学問所となったのが湯島聖堂だ。

では最後におさらいとして、それぞれ今昔対比をさせた画像を並べる。

芝 増上寺の今昔

芝増上寺の今昔

芝 赤羽橋の今昔

芝 赤羽橋の今昔

湯島聖堂の今昔

湯島聖堂の今昔対比

今後も気になるエリアの浮世絵や昔の写真を見つけたら、取り上げてみたい。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

瓦割りができる店・カワラナ(東京都台東区・浅草)【連載:アキラの着目】

年々増加中の、日本へのインバウンド旅行客。

数年前までの外国人観光客の日本旅行といえば、中国人観光客に代表されるように買い物がメインだったが、最近はいかに日本情緒溢れるスポットに行くか、日本の伝統的な体験をするか、ということに外国人旅行客の目的が変化してきている。

そうした外国人観光客の目的にまさにピッタリのスポットが浅草にある。

大抵の外国人観光客は浅草に行くと、お決まりの浅草寺や仲見世通りを観て終わりなのだろうが、実はそれだけで浅草を終わらせてはもったいない。

そのスポットとは、瓦割りができる店・カワラナだ。

屋根瓦を20枚くらいにまで積み上げ、それを手刀で叩き割るという、誰もが一度は目にしたことのある、あの瓦割りだ。

空手家でもない限り、高く積まれた屋根瓦を手で割るなんてことは、そうそうできることではない。

そんなレアな体験をさせてくれるというのが、瓦割りができる店・カワラナなのだ。

空手家である店主の、少しでも空手を皆に知ってもらいたいという思いからできたこの瓦割りができる店・カワラナには今では老若男女問わず多くの人が訪れる。

瓦割りカワラナ 浅草で瓦割りができるお店 公式HPから引用

瓦割りカワラナ 浅草で瓦割りができるお店 公式HPから引用
瓦割りカワラナ 浅草で瓦割りができるお店 公式HPから引用

誰でも気軽に瓦割りをチャレンジできるように、予算や難易度で分類された様々な瓦割りチャレンジプランが用意されているので、初心者や外国人観光客でも安心だ。

瓦割りチャレンジプラン

瓦割り5枚チャレンジ

・料金:¥2,000
男女ともに1番チャレンジする方が多いスタンダードな瓦割りチャレンジプラン。

瓦割り10枚チャレンジ

・料金:¥3,900
男性や腕に自信のある女性向けの瓦割りチャレンジプラン。

カワラナギネスチャレンジ

・料金:¥5,000(成功したら全額返金 / ※男女別)
その年のカワラナの記録更新にチャレンジするプラン。
見事に記録枚数全てを割り切ることができれば、チャレンジ料金全額を返金し、更に記録保持者として写真を店に飾るというプラン。

願掛け8枚チャレンジ

・料金:¥3,900(お清め塩瓦スプレー付)
8枚目の瓦に願い事を書き、末広がりの「八」に因んだ8枚の瓦開きにチャレンジするプラン。
集まっている全員で願い事が成就する事を本気で祈りながら瓦割りをする。
割った瓦は話題の「お清め塩瓦スプレー」に入れ、持ち帰り可能。

瓦割り好きな枚数チャレンジ

・料金:¥500×枚数(※枚数に応じて割引あり)
「子供向けに1~2枚」、「瓦を割り切る自信のない方であれば3枚」、「11枚よりももっと多い枚数にチャレンジしたい」等々、お好みの枚数で設定が可能。

また、瓦割りができる店・カワラナでは、以下のような風変わりな割引プランも実施している。

瓦割り 割引プラン

割れiPhone割引

バッキバキに画面が割れているiPhoneを提示すると、憐憫の情を持って割引するというプラン。

腹筋割引

バッキバキに割れている腹筋を提示すると、羨望の眼差し持って割引するというプラン。

着物割引・浴衣割引

着物や浴衣で来店すると、和の文化を大事にする気持ちを敬い、割引するというプラン。

人力車割引

人力車で来店すると、浅草を堪能してもらいたいというおもてなしの気持ちを持って、割引するというプラン。

以上のように、様々な瓦割りチャレンジプランや割引プランがあり、レアな瓦割りをしやすくする考慮がなされているので、ぜひ浅草に寄った際には、瓦割りができる店・カワラナにも立ち寄ってみよう!

【瓦割りカワラナ 浅草で瓦割りができるお店】

・営業時間:10:00~17:00
・所在地:東京都台東区浅草2丁目27-17
・公式HP:http://kawarana.jp/
・公式Twitter:https://twitter.com/kawaranaasakusa

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

東京の様々な地名の由来 ~水道橋(東京都千代田区)~【連載:アキラの着目】

「東京の様々な地名の由来」シリーズで今回取り上げるのは、水道橋だ。

水道橋と聞くと、大抵の人は東京ドームや後楽園ホール、大学や専門学校が多い街というイメージを抱くことだろう。

実際、現在の水道橋はそうしたエンタメ・スポーツの聖地であったり、文教的なエリアとして機能している街で間違いないのだが、水道橋という地名の根拠や説明には決してなり得ていない。

なぜこの地が、「水」の「道」の「橋」、すなわち「水道橋」なのかについてみていこう。

まさに「水」の「道」の「橋」があった

時代は江戸時代の初期にまで遡る。

現在の水道橋、御茶ノ水の谷底深い神田川の外堀は、元々存在しておらず、平らな台地だった。

ここを開削して神田川を通し、その開削した土を日比谷入江の埋立に利用し、江戸の街は大きく変貌を遂げたのだ。

さらに江戸が都市として充実するには、飲料水の確保が最重要課題であり、そのためいくつかの上水が造られたのだが、そのうちの1つである神田上水の水を江戸市中に通水する必要があった。

だが、神田上水を江戸市中に通水するためには、開削して造った神田川を超えなければならない。

そこで神田川を跨ぐように掛樋(かけひ)を架けることになり、この掛樋がまさに「水」の「道」の「橋」であったことから、水道橋と呼ばれるようになって、この橋の名がこの付近の地名となったのだ。

ちなみに掛樋のあった場所は、水道橋駅から御茶ノ水方面に向かう坂を歩いてゆくと、右手歩道脇に現れる「神田上水掛樋跡」の石碑辺りだ。

神田上水掛樋
神田上水掛樋
上の絵図と同じ場所で明治時代の神田上水掛樋(奥にある橋)
上の絵図と同じ場所で明治時代の神田上水掛樋(奥にある橋)
現在の、上2枚と同じ場所
現在の、上2枚と同じ場所

1875年(明治8年)の水道橋交差点と掛樋(右)
1875年(明治8年)の水道橋交差点と掛樋(右)
現在の、上の写真と同じ水道橋交差点
現在の、上の写真と同じ水道橋交差点

このように、水道橋という地名は、神田川を跨ぐ掛樋という水の道の橋を架けたことに由来することがおわかりになったと思う。

今後も東京の様々な地名の由来について取り上げてゆきたい。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

指紋採取の疑似体験可能!ポリスミュージアム「警察博物館」【連載:アキラの着目】

今日のニッポンニュースで取り上げるのは、東京の京橋にあるポリスミュージアム「警察博物館」だ。

日本が諸外国に比べ、犯罪件数が少ないのは、倫理的で高い民度の国民であることが影響しているが、もちろんそれだけではなく、警察力のおかげといっていい。

その警察力を日々実践している警視庁の活動について、様々な体験をしながら知ったり、学べたりできるのが、ポリスミュージアム「警察博物館」だ。

ポリスミュージアム「警察博物館」は、フロア毎に特色のある展示物や展示装置を駆使し、訪れる人達を飽きさせない。

6階はイベントホールで、各種イベントや企画展が開催される。

そのイベントや企画展の開催情報は、警視庁ホームページにて告知される。

5階は「警察のあゆみ」と題した、まさに日本警察の始まりから現在までの歴史資料を展示している。

明治から平成事件史コーナーや警視庁創設者・川路大警視コーナーがあり、警視庁草創期資料を通して、警視庁の創設から現在までの歴史を知ることができる。

4階は「首都をまもる 警視庁の今とこれから」と題したフロアで、制服や装備品の展示や、各分野で活躍する警察官の姿を映像で紹介、警視庁の今を知ることができる展示になっている。

来て、見て、学ぶ ポリスミュージアム 警視庁HPより引用
来て、見て、学ぶ ポリスミュージアム 警視庁HPより引用

3階は「事件・事故を解決する力」フロアで、交番疑似体験や指紋採取の疑似体験ができ、現場の警察官により近い視点で体験することができる。

来て、見て、学ぶ ポリスミュージアム 警視庁HPより引用
来て、見て、学ぶ ポリスミュージアム 警視庁HPより引用

2階フロアは「人と街をともにまもる」で、街のどういった場所に危険が潜んでいるかを理解できるジオラマシミュレーションや、正しい自転車の乗り方を身につける自転車シミュレーター、110番疑似体験等といった体験型コンテンツをこなすことで、防犯知識や安全知識を楽しく学べる。

1階は、警視庁のキャラクター・ピーポくんの名が付いた「ピーポくんホール」だ。

実物のパトカー、白バイ、白バイの前身である「赤バイ」、日本警察初のヘリコプター「はるかぜ」を展示しており、ヘリコプターと白バイは実際に乗ることができる。

来て、見て、学ぶ ポリスミュージアム 警視庁HPより引用

来て、見て、学ぶ ポリスミュージアム 警視庁HPより引用
来て、見て、学ぶ ポリスミュージアム 警視庁HPより引用

また、幼児は、制服試着コーナーにて子供用制服を着用し、記念撮影も可能だ(※)。

来て、見て、学ぶ ポリスミュージアム 警視庁HPより引用
来て、見て、学ぶ ポリスミュージアム 警視庁HPより引用

原則として来館するのに電話予約等は必要ないが、曜日や日にち、またまさにこれからのGWとかだと、大変混み合う可能性も考えられるので、団体・多人数での来館(修学旅行や研修等)は、事前にポリスミュージアム(警察博物館)にその旨を連絡するのが無難だろう。

※土日祝日等の混雑時は、帽子・ヘルメット・上着だけの着用となる

■ポリスミュージアム「警察博物館」
・所在地:中央区京橋3丁目5番1号
・最寄駅:東京メトロ銀座線 京橋駅(2番出口から徒歩約2分)
     東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅(7番出口から徒歩約4分)
     都営浅草線 宝町駅(A4出口から徒歩約5分)
     JR有楽町駅(京橋口から徒歩約7分)
     JR東京駅(八重洲南口から徒歩約10分)
・開館時間:午前9時30分から午後5時
・休館日:月曜(祝日にあたる場合はその翌日)
     年末年始(12月28日から1月4日)
・入館料:無料
・受付電話:03-3581-4321(警視庁代表)
・URL:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/about_mpd/welcome/welcome/museum_tour.html

江戸から東京の”生き証人”~高輪大木戸跡・「提灯殺し」のガード(東京都港区)~【連載:アキラの着目】

今回のニッポンニュースで取り上げるのは、高輪大木戸跡(1928年2月7日 国史跡に指定)だ。

高輪大木戸は、東京都港区高輪二丁目19番地にあり、国道15号(第一京浜)泉岳寺交差点北東側に位置している交通遺跡で、近辺には先日このニッポンニュースで取り上げた、忠臣蔵で知られる赤穂浪士の墓所・泉岳寺がある。

高輪大木戸跡(国指定史跡)の石垣

「高輪は、地名なのはわかるけど、大木戸って何?」という人がいることかと。

筆者も大木戸をよく知らなかったので、そこで簡潔に説明すると、まず木戸とは、江戸の治安維持のために置かれた警固門のようなものだ。

通常、木戸は江戸の町ごとに置かれていたのだが、高輪(昔は高縄と表記)は江戸の入口であり、江戸全体を守るという重要性から、大木戸と呼ばれたのだ。

元々は、1616年(元和2年)に札の辻に大木戸が設けられたのだが、1710年(宝永7)に札の辻から700メートル以南の現在地に設けられた。

現在では、国道15号線(第一京浜国道)の線路側に石垣だけが残されている。

高輪大木戸跡(国指定史跡)の石垣
高輪大木戸跡(国指定史跡)の石垣
高輪大木戸跡(国指定史跡)の石垣
高輪大木戸跡(国指定史跡)の石垣

この高輪大木戸跡の極々近くには、桁下の高さ制限が都内随一の1m50cmしかない線路下ガードもある。

「提灯殺し」のガード

このガード、ここを通過したタクシーの”提灯”(屋根に付いたランプ)が壊れたことから、「提灯殺し」の異名が付いている。

「提灯殺し」のガード
「提灯殺し」のガード

実際に筆者は何回かこの「提灯殺し」のガードを歩いてみたのだが、天井が思った以上に低いため、かなりの圧迫感がある。

「提灯殺し」のガード

なお、高輪大木戸の石垣と、この「提灯殺し」のガードは、江戸時代末期の浮世絵や、明治時代の錦絵に度々登場しており、今昔対比で取り上げられるスポットとしてもそこそこ有名だ。

東都品川宿高輪大木戸(昇亭北寿 1800-1830年)
東都品川宿高輪大木戸(昇亭北寿 1800-1830年)

東海道名所図会高縄茶店
東海道名所図会高縄茶店

東海道名所之内 高輪大木戸(二代歌川広重 1863年)
東海道名所之内 高輪大木戸(二代歌川広重 1863年)

東京名勝図会 高輪大木戸(二代歌川広重 1863年)
東京名勝図会 高輪大木戸(二代歌川広重 1863年)

東海道高輪風景(橋本貞秀 1862年)
東海道高輪風景(橋本貞秀 1862年)

東京名所之内 高輪海岸鉄道の景
東京名所之内 高輪海岸鉄道の景

特に「提灯殺し」のガードは、元々漁師の小舟を通すために造られた海上トンネルで、その後この地が埋め立てられたことで、小舟ではなく、人馬、車の通り道となった。

高縄鉄道之図(歌川芳年-1871年)
高縄鉄道之図(歌川芳年-1871年)

高輪及ビ御臺場(1892年)
高輪及ビ御臺場(1892年)

東海道名所図会高縄海岸
東海道名所図会高縄海岸

東京名勝之内-高輪蒸気車鉄道全図
東京名勝之内-高輪蒸気車鉄道全図

ちょうどこの高輪大木戸跡及び「提灯殺し」のガードから以南のエリアは、リニアモーターカーの起点となる品川新駅(候補名として高輪大木戸駅が挙がっている)に隣接しており、再開発が本格化すれば、この「提灯殺し」のガードはなくなるのでは、とその存在を危ぶまれている。

高輪大木戸跡も、「提灯殺し」のガードも、江戸から東京へと様変わりした際の”生き証人”だから、将来的にも存続してほしいと筆者は願うばかりだ。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

「東京 カラー映像」で検索したら、昔の東京の動画がザックザク!【連載:アキラの着目】

筆者は、歴史好きだ。

ただし、世界史については熟知しておらず、もっぱら日本史が好きだ。

また、東京の街も好きだ。

したがって、「歴史 + 東京」という組み合わせも好きで、ゆえに昔の東京の街を知りたくなってしまうのだ。

頻繁に動画サイトで東京関連のキーワードで検索するのだが、最も効率が良かったキーワードが「東京 カラー映像」だ。

「東京 カラー映像」で検索したら、昔の東京の動画がザックザク出てきた。

その中の1つを今回はご紹介!

■1935年(昭和10年)東京の貴重なカラー映像
東京のカラー映像(昭和初期)

■1935年の東京と2017年の東京の比較映像 – Tokyo Then and Now

戦前の映像なので、人力車が走っていたり、和服を着ている紳士淑女が多かったり、高層ビルが少ない分だけ空が広かったり、等々、現在の東京とのギャップをかなり観ることができ、興味深かった。

この当時も大都市・東京に違いないのだが、現在の殺伐として、時間が速く流れる東京とは趣きが異なり、長閑でゆったりとした時間経過の街のように、筆者には戦前の東京が見えた。

基本的には、米国による1945年(昭和20年)3月10日の東京大空襲で、東京は焦土と化し、何百年も遺っていた木造建築物や、明治期からの日本家屋などを失ってしまったが、以前このニッポンニュースで取り上げたように、キリスト教会や、ミッション系病院への空襲は、米国が控えていたことから、それら周辺の建物は比較的戦災を免れたりしている。

なので、現在でもそうした、生き残った建物を観ることで、昔の東京を感じることも十分にできるので、これら過去の映像と併せて、実際の生き残り建物を観ることも奨励したい。

そうすることでさらに、昔の東京についての見識を深めることができるかと思う。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

”駅チカ”の展望回転ラウンジ「銀座スカイラウンジ」【連載:アキラの着目】

都内の様々なスポットをあちこち行ってみたいけど、駅から歩くのがかったるいな。

そんなふうに思っている人は多いはず。

そこで今回は、”駅チカ”のスポットをご紹介。

そのスポットは、銀座スカイラウンジだ。

「銀座」と名称の頭に付いているものの、銀座ではなく、JR有楽町駅前だ。

JR有楽町駅京橋口を出て東側に向かうと、ものの数十秒で東京交通会館ビルに着くので、その最上階に銀座スカイラウンジがある。

この銀座スカイラウンジの特色は、なんといっても、約80分で360度回転する展望ラウンジだろう。

東京の綺麗な街並みを一望できる展望回転ラウンジは、意外と知られておらず、知る人ぞ知るスポットだ。

銀座スカイラウンジ|東京會舘HP 「ティータイム」ページより引用
銀座スカイラウンジ|東京會舘HP 「ティータイム」ページより引用
銀座スカイラウンジ|東京會舘HP 「ティータイム」ページより引用

銀座スカイラウンジ|東京會舘HP 「ティータイム」ページより引用
銀座スカイラウンジ|東京會舘HP 「ティータイム」ページより引用

時間帯によってメニューが異なり、11:00~14:30はランチタイム、14:00~17:00はアフタヌーンティータイム、16:00~22:00はディナータイムとなっている。

高層ビルではないが、逆に見下ろして、他の建築物の屋根や屋上を観ることが少なくなるかと。

徒歩移動が苦手な人には特におすすめだ。

■ティータイム|メニュー|銀座スカイラウンジ|東京會舘
https://www.kaikan.co.jp/branch/skylounge/menu/teatime.html

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

リピーター観光客は、観光地以外の町に繰り出そう!【連載:アキラの着目】

年々増加中の訪日外国人観光客は、2017年の最新データによると、2869万人とのことだ。

最初に訪日した外国人観光客は、大都市中心の”ゴールデンルート”を観光するのだが、2回目、3回目の訪日ともなると、あえて大都市を選ばずに地方都市を求めて観光する傾向が強いようだ。

東京の町を例に採ると、リピーター外国人観光客は、浅草、渋谷、築地といった主要観光地をあえて選ばず、庶民的で昭和以前の風情を味わえる谷中、根津、千駄木の通称「谷根千」(やねせん)を訪れたりするのだ。

だが、「谷根千」もすでに観光地化されているとも言える。

それというのも、「谷根千」は観光客だらけだからだ。

おまけに他の下町よりも物価が若干高めで、”観光地料金”になっている感は否めない。

ならば、まだそんなに観光客に認知されておらず、”観光地料金”になっていない下町を訪れた方が、マイナーな分だけ自慢しやすいとも言える。

そこで、FJ時事新聞がお勧めする東京の下町が白金だ。

白金というと、大抵の人は東京メトロ南北線「白金高輪」駅から同線「白金台」にかけてのエリアや、そのエリアに多く”生息”する「シロガネーゼ」といわれるセレブ達を思い浮かべるかと。

しかし、その「白金高輪」でも「白金台」でもなく、それらの近隣ではあるものの、白金なのだ。

[map address=”東京都港区白金6-1-2″ width=”100%” height=”300px” api=”AIzaSyDx5x5iOrZPu1mpBRlX-rp8qx9tdEdwSEM” theme=”” class=” dp-map-centered” zoom=”18″ draggable=”true” controls=”true”]東西に走る通り(都道305号線)及びその周辺が白金の町

この白金には、通りに面した場所や裏路地など、ここかしこに昔ながらの日本家屋がいまだに存在している。

東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらの商店東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらの商店東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらの畳屋さん東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらの商店

万葉仮名で「だんご」と書かれた看板を出している団子屋さんや、手作りで1日の製造本数及び販売本数が限られている、個人経営のカステラ屋さんもあったりするのだ。

東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらの団子屋さん
東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらの団子屋さん
東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらのカステラ屋さん
東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらのカステラ屋さん

また、このエリアは戦災に遭わなかったようで、戦前の住所番地のままの表札を掲げているお宅もあったりと、かなり昭和以前の風情・佇まいを残している貴重な東京の町の1つと言えよう。

戦前の住所番地のままの表札

東京の観光地を行き尽くした感のある人、観光客がワンサカいるような町にウンザリしている人は、この白金に足を運ぶのを推奨する。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

渋谷に来れば誰でも侍に ~Samurai Armor Photo Studio~【連載:アキラの着目】

2020年の東京五輪を控え、海外からの観光客が右肩上がりの日本国内。

相変わらず外国人観光客は、”ゴールデンルート”と呼ばれる東京・京都・大阪などの大都市観光が主流だ。

だが、せっかく外国人観光客が東京、それも渋谷に来ても、実際に観光するのは渋谷駅前のスクランブル交差点や、女の子なら109に行くくらいのもので、きっと物足りないはずだ。

そんな東京・渋谷観光に少しでも楽しい思い出ができればの一心でオープンしたのがサムライアーマーフォトスタジオ(Samurai Armor Photo Studio)だ。

このサムライアーマーフォトスタジオに来れば、老若男女問わず誰でも侍になれる。

好みの甲冑に身を固めることができ、そのうえ写真撮影もしてくれるのだ。

甲冑姿の写真撮影風景 Samurai Armor Photo Studio HPより引用
甲冑姿の写真撮影風景 Samurai Armor Photo Studio HPより引用

真田信繁の「赤備え」など、豊富なバリエーションが用意されているので、自分好みの甲冑が必ず見つかるはずだ。

真田信繁「赤備え」 Samurai Armor Photo Studio HPより引用
真田信繁「赤備え」
Samurai Armor Photo Studio HPより引用
Samurai Armor Photo Studio HPより引用
Samurai Armor Photo Studio HPより引用

渋谷に観光で来てみたはいいけど、なんか物足りないという人、実は戦国武将のコスプレをしてみたい人は、日本人外国人問わず、サムライアーマーフォトスタジオに足を運んでみるといい。

■サムライアーマーフォトスタジオ – Samurai Armor Photo Studio –
http://samurai.bz/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

東京穴場観光巡り ~文京区シビックセンター展望台~【連載:アキラの着目】

今日のニッポンニュースで取り上げるのは、東京の穴場観光巡りにふさわしいスポット・文京区シビックセンター展望台だ。

文京シビックセンター Wikipedia 文京区役所より引用
文京シビックセンター Wikipedia 文京区役所より引用

文京シビックセンター展望台 文京区役所より引用
文京シビックセンター展望台 文京区役所より引用

その名の通り、文京区シビックセンターにある展望台ということなのだが、要するに文京区役所の最上階にある展望フロアをこう呼ぶ。

商業施設ではなく役所なので、そこが盲点となり、訪れる人が少なく、ゆえに穴場となっているのだ。

また、渋谷、新宿、池袋といった大ターミナル駅・繁華街にあるわけでなく、春日駅という特に街というほどでもないところにあるのも、穴場であることの要因にもなっているかと。

しかし、侮ることなかれ!

文京シビックセンターは25階建ての高層で、東京の隅々をしっかり見渡せるのだ。

文京シビックセンター展望台からの眺め 文京区役所より引用
文京シビックセンター展望台からの眺め 文京区役所より引用

それも、時間帯によっては、訪れる人間が自分しかいなく、まさに貸し切り状態ということもあり得るのだ。

もうこれは文京シビックセンター展望台に行くしかないだろう。

■文京シビックセンター展望台
http://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/kanko/osusume/lounge.html