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ここは一体東京のどこ?~Part8~【連載:アキラの着目】

FJ時事新聞ニッポンニュース恒例の、昔の東京の街に関する写真や絵を見て、それがどこなのかをあてるシリーズの第8弾。

ではいつもの通り早速問題へ。

Q1.ここは東京のどこなのか?

Q2.ここは東京のどこなのか?

Q3.ここは東京のどこなのか?

おわかりになったであろうか。では順番に正解を発表する。

A1. 東京都港区大門

東京都港区大門

突き当たりの門が大門で、通りの両側は増上寺の別院と思われる。

大門という判断が下せれば、意外と簡単だったのではあるまいか。

A2. 新橋(博品館前)

新橋(博品館前)

JR新橋駅の駅名の由来となった橋だ。

したがって、この橋およびこの通りは現在の銀座通り。

A3. 品川駅

品川駅

蒸気機関車の煙突から振りまく煙や火の粉が街を焼き尽くす恐れがあるとの風評から、内陸での鉄道建設が許可されず、仕方なく海に堤防を築き、そこに線路を敷設するという苦肉の策で開通させた。

なので、品川駅も海沿いだったのだ。

では最後に恒例の今昔対比でおさらいを。

東京都港区大門の今昔

東京都港区大門の今昔

新橋(博品館前)の今昔

新橋(博品館前)の今昔

品川駅の今昔

品川駅の今昔

今後も気になる昔の東京の街の写真や浮世絵、錦絵、木版画を見つけたら、取り上げてみたい。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

ここは一体東京のどこ?~Part7~【連載:アキラの着目】

FJ時事新聞ニッポンニュース恒例の、昔の東京の街に関する写真や絵を見て、それがどこなのかをあてるシリーズの第7弾。ではいつもの通り早速問題へ。

Q1.ここは東京のどこなのか?

Q2.ここは東京のどこなのか?

Q3.ここは東京のどこなのか?

おわかりになったであろうか。では順番に正解を発表する。

A1.浜松町そばの芝浦

正解は浜松町そばの芝浦で、線路脇の「芝浦製作所」が後に「東京芝浦電気」となり、さらに商号変更により「東芝」となって現在に至っている。

昔の芝浦は風光明媚な砂浜が広がり、海水浴客を相手に店ができ始め、最盛期には料亭、待合(芸者待機所)等がひしめく、東京でも屈指の花街にまで成長したが、現在はひっそりとしたマンションの立ち並ぶ場所に。

A2.池袋

北側からちょうど左側の山手線と右側の赤羽線(現・埼京線)の分岐点周辺を撮った写真。

山手線は池袋を過ぎ、大塚方面に行くと左右の大地よりも低い所を通るが、これは明治時代に手掘りで掘削して、線路を敷いたからなのだ。

A3.西麻布(青山墓地下)

現在の西麻布交差点を少し北上し、右に曲がった周辺を捉えたモノクロ写真(撮影・諸河久さん:1964年5月16日)。

ご覧の通り、元々は都電の専用軌道だったが、都電廃止に伴い、専用軌道は道路として整備された。

モノクロ写真左手の森口石材は、現在もビルの1階で営業している。

では最後に恒例の今昔対比でおさらいを。

浜松町そばの芝浦の今昔

池袋の今昔

西麻布(青山墓地下)の今昔

今後も気になる昔の東京の街の写真や浮世絵、錦絵、木版画を見つけたら、取り上げてみたい。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099