”リーマン”の聖地「ニューしんばしビル」、2022年までに解体予定【連載:アキラの着目】

”リーマン”の聖地「ニューしんばしビル」、2022年までに解体予定【連載:アキラの着目】

3か月前

酔っ払った”リーマン”(=サラリーマン)にテレビ局がインタビューする場所としてすっかりお馴染みになっているのが、JR新橋駅SL前広場とニューしんばしビル前だ。

その1つのニューしんばしビルが「安全性の評価Ⅰ」という耐震強度不足のビルとして東京都より実名公表され、震度6強~7で倒壊する可能性が高いため、2022年までの解体が予定されている。

中央から左側に写るビルがニューしんばしビル
中央から左側に写るビルがニューしんばしビル

ニューしんばしビルの解体後は、その地に30階建ての超高層ビル2棟が建つとのことだ(2023年完成予定)。

いつ訪れても”リーマン”だらけで、”リーマン”の聖地であるニューしんばしビルだが、この地は元々、戦後、国内最大の闇市だった所。

戦後の焼け野原で愚連隊が闊歩しまくる無法地帯だったエリアとも言えるが、そこにニューしんばしビルが建設されたのだった(1971年完成)。

緊急輸送道路に接していないニューしんばしビルは補助金の対象外で、耐震改修を自己資金だけで行うには区分所有者の費用負担があまりにも重くのしかかり、それゆえに区分所有者の合意形成がなかなか進まず、今までニューしんばしビルの改修や解体の話がなかなか実現しなかった。

だが、確実に東京直下型地震が起きることはわかっており、このまま完成当時のままでいるわけにもいかず、ニューしんばしビルの解体は致し方ない。

なお、ニューしんばしビルとは正反対側の、新橋駅東口エリアにある新橋駅前ビル1号館、2号館も同様に解体されることになり、この数年で新橋の再開発が進むことになる。

”リーマン”の聖地が解体されることで、求心力が失われるかもしれないリスクが生じたり、垢抜けて若者志向の街に変わるのではといった杞憂がないとは言い切れないが、新橋のさらなる輝きのある未来を期待したい。

【ニューしんばしビル】

・所在地:東京都港区新橋2-16-1
・竣工年:1971年
・階数:地上11階・地下4階
・アクセス:JR山手線「新橋」駅日比谷口徒歩1分、東京メトロ銀座線「新橋」駅8番口徒歩2分

■新橋タウン情報 ニュー新橋ビル1階商店会
http://www.shinbashi.net/02/

新橋タウン情報 ニュー新橋ビル1階商店会 から引用
新橋タウン情報 ニュー新橋ビル1階商店会 から引用

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

2021-1-21 4:56

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