昔からそれとなく言われているのが「旨い水のあるところ旨い酒あり」。
日本酒を造るには「仕込み水」が必要で、清らかな水を使えば、雑味のない味わいの日本酒ができるといわれている。
だから、山の伏流水が豊富な地域で造られている日本酒は旨いのだ。
そんな定説が我々日本人の頭に入るこんでいるからか、「酒造り=地方」という固定観念があるようで、それは日本酒に限らずワインに対してもビールに対しても同様の思いがあるのだ。
ところが、その固定観念は誤りだったと認めざるを得ない情報を掴んでしまった。
その情報の出本は国税庁HPの「東京都のブルワリー」ページ(https://www.nta.go.jp/about/organization/tokyo/sake/beer/tokyo/tokyo.htm)だ。
なんと、東京都内だけでも42軒のブルワリーが存在するのだ。
1軒や2軒程度のブルワリーならば東京でもあるだろうなと思っていたら、軽く40軒超えなのだ。
その42軒の中には銀座にあるブルワリーも紹介されている。
それが有限会社八蛮のブルワリー。
ここで製造されているのは正真正銘のクラフトビールで、バナナのようなフルーティな香りが漂い、苦味が少ないのが特徴だ。
定番で女性から大人気の「ヴァイツェン」。
甘い口当たりであるがゆえ底なしに飲んでしまえる黒ビールの「ダークエール」。
フルーツチョコレートのような苦みと甘い香りの組み合わせがクセになる「デュンケル・ヴァイツェン」。
小麦麦芽使用で白濁し、アルコール度数やや高めのビール「ウィートエール」。
ロースト麦芽でほんのり色着き、長時間熟成による強いコクと後味にアルコールの甘さがする「レッドエール」。
他にはバレンタイン時期限定で、チョコレートを入れていないのにチョコレートのような味がする不思議な味わいのビール「チョコレートエール」もある。
銀座のブランドショップをハシゴするのも悪くはないが、たまには銀座生まれのビールで喉を潤すのも良いのでは。
■有限会社八蛮|銀座発。正真正銘のクラフトビール。
http://www.ginzabrewery.co.jp/
■東京都のブルワリー|国税庁
https://www.nta.go.jp/about/organization/tokyo/sake/beer/tokyo/tokyo.htm
2021-3-17 4:56
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4週間前