”ドラゴン”藤波辰爾、”千の顔を持つ男”ミル・マスカラスと夢のタッグ結成!【連載:アキラの着目】

「ドラゴン」の異名を持つ、プロレスラー・藤波辰爾選手(63)が今月10月27日に自身の主宰するプロレス団体「ドラディション」の後楽園ホール大会で”千の顔を持つ男”のキャッチフレーズを持つ仮面貴族ミル・マスカラスと夢のタッグを結成する。

ドラディション10.27後楽園ホール大会に出場するミル・マスカラス
ドラディション10.27後楽園ホール大会に出場するミル・マスカラス ドラディション公式ホームページより引用

後楽園ホール大会で藤波選手は、ミル・マスカラス、武藤敬司選手と夢のタッグを結成し、ザ・グレート・カブキ、新崎人生、KAZMASAKAMOTO組と対戦する予定。

ドラディションに出場する武藤敬司選手
ドラディション公式ホームページより引用

さらに、初代タイガーマスクも招聘し、一時代を築いたスーパー・レジェンド・プロレスラーもミル・マスカラスと同じリングに立つとのことだ。

日本プロレス時代に初来日したミル・マスカラスは、今年で75歳。

かつて試合の度にマスクを変えて登場したことで”千の顔を持つ男”と称され、また、華麗な空中殺法で昭和のプロレスファンを虜にしてきた。

そのマスカラスをタッグ・メンバーに組み込むことで、前述の昭和プロレスファンを再び魅了すること、また、今のプロレスファンにも往年のレジェンド・レスラーを知ってもらいたいこと、などが今回ミル・マスカラスを招聘した目的なのだとか。

「今のファンはマスカラスという名前は知っていると思うんだけど、実際にどんな選手だったのかイメージは薄いと思うんですよ。だからこそ、今、呼ぶことで昭和の時代と今をつなぐことを自分はやりたい。それが未来のプロレスにとって意義のあることだと思っています」

今年4月における自身のプロレスラー生活45周年を祝う大会では、かつて新日本プロレスで激闘を繰り広げたビッグバン・ベイダーを招聘し、オールド・プロレスファンを唸らせた。

40周年、45周年などの「●●周年」の大会後にレジェンド・レスラーたちがリング上で勢揃いし、記念撮影をするのも「ドラディション」の恒例行事となっている。

先の45周年大会では、藤波を囲む猪木、長州力、前田日明、木村健吾、ビッグバン・ベイダー、武藤敬司、越中詩郎らに向けて、夥しいフラッシュが焚かれた。

ドラディション
ドラディション公式ホームページより引用

今月末の大会に向けて語る藤波の目は、少年のようにキラキラと輝いていた。

■プロレスリング DRADITION(ドラディション)
http://www.muga-world.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099