あんこ嫌いの人でも大丈夫、「道楽や」のどら焼き【連載:アキラの着目】

筆者は、甘い物が苦手だ。

日本人なのに、特に和菓子は苦手で、当然ながら和菓子に使われるあんこも苦手だ。

しかし、そんなあんこ嫌いの筆者でも例外が存在する。

中野の住宅地にひっそりと佇む「道楽や」のどら焼きは、美味しく頂けることができるのだ。

甘さ控え目のあんこが内包されたどら焼きだから、えげつない甘さが口中を支配するといったことがないのだ。

「道楽や」のどら焼き - 「道楽や」公式Facebookページより引用
「道楽や」のどら焼き - 「道楽や」公式Facebookページより引用

それというのも、あんこの原料である黒豆を丁寧に灰汁(あく)を取りながら、二日かけてゆっくりと煮詰めるという手間暇をかけているから、筆者のようなあんこ嫌いでも食べることができるあんこに仕上がるのだ。

また、あんこやどら焼きそのものの良さもさることながら、どら焼きを入れる可愛い巾着(希望者のみ・有料)も上品で、ケチのつけようがないというのは、この店のためにある言葉なのかと思ってしまうくらいだ。

「道楽や」の巾着(有料) - 「道楽や」公式Facebookページより引用
「道楽や」の巾着(有料) - 「道楽や」公式Facebookページより引用

筆者はここのどら焼きを食べてしまったことで、他のどら焼きは完全に食べることができない体質になってしまった。

正直なところ、この「道楽や」を多くの人に紹介したくなかったが、今回は特別に取り上げた次第だ。

■道楽や
所在地:東京都中野区東中野4-20-15
公式Facebookページ:https://ja-jp.facebook.com/dourakuya/